美恵子の徒然花

70代リケジョの美恵子が、気ままに日常の出来事や趣味を日記風に書いていきたいと考えています。

近所の菊の花

2018-11-24 16:11:41 | 日記
「庭の千草」の一節に「枯れて淋しくなりにけり」とありますが,菊の花もそろそろそんな感じになってきました。花壇に植える草花にも流行がある様に思います。新しい住宅の庭にはほとんど菊の花を見かけません。我が家の周辺は明治時代に開墾されて現在にいたっている農家ばかりです。秋頃になるとどの農家の庭や畑の一隅には菊の花が咲き乱れています。私は買い物で通る道すがらほんとに見事にたわわに咲いているのを堪能しています。最近撮った写真です。

巡回介護士が

2018-11-09 16:22:32 | 日記

 先日我が家にやってきました。つくば市では70〜80才の独居老人の家には看護師が,80才以上の所へは介護士が年4回家庭訪問に来ます。私は今年中に80才になるからでしょうか介護士がくるようになりました。そして両者の我々への対応は全く違っているように思われました。看護師さんの時は,きちんと食事をとっていますかとか外出はこまめにしていますかとかいった健康に留意した会話や熱中症予防のパンフレットをくれたりしていました。ところが介護士さんは「お元気のようですね,どこか悪い所ありますか」だけです。後はその人に合った雑談を2,30分位して帰って行くようです。で,今回の私の場合はこんなでした。 
「洞峰公園での展覧会は終わりましたか」。「ええ,でもまだ大物が一つ残っているんですよ」。
「?」。
「それがですね,たまたま現代童画会という画家団体の展覧会を見て興味を持ってしまったんです。そしてこれもたまたまなんですが常陽新聞で近くに童画会員の絵画教室があることを知って習い始めたんです」。
「そしてですね,この現代童画会展は公募もしていて一般人も入選すれば一緒に展示してもらえるんですね。場所は上野の森美術館ですからちょっとした話の種になりますよね。そんなわけで私も挑戦してるんですよ」。
「それじゃあ,洞峰公園のとは桁違いですね」
 今回がまだ2度目ということもあったのでしょうが,その後1時間以上のおしゃべりになってしまいました。そして帰り際に,
「ああ,今日は久し振りにいろいろいいお話を聞かせてもらいましたよ」,
「ああー,上野の森美術館かあー,いいなあ」と言って帰って行きました。きっと若い頃上野の美術館で名画に満福していたことを思い出したのでしょう。
 この人達は,普段は介護の現場で日夜奮闘していて,時々こうして独居老人宅を巡回して老人の愚痴を聞いたり相談に乗ったりしているのでしょう。ちょっとうーんと言う思いでした。