2024年 営業案内
ランチ 11:30~13:30 L.O 14:00 close
予約不可・グループ不可(乳幼児含め5名様まで)
ディナー 18:00~19:00 LO 20:00 close
ご予約優先・グループ不可(原則4名様まで。乳幼児含めて5名様までです。)
定休日 毎週 水・木 第三火曜日
通常営業期間 2024年4月20日~2024年11月中旬
■ジェノバ風ポテトのピザ
オープン当時にお出ししていた「ジェノバ風ポテトのピザ」
車山は十数年ぶりというお客様に
「ポテトのピザは無くなったの?」
と尋ねられて、思い出しました。
なめらかに仕上げたポテトとたっぷりのチーズ、アクセントにバジルの香り。
食べごたえのあるおいしいピザです。
お店の名前や場所はあまり覚えていなくても、食べたお皿を覚えていただいている事は、何より嬉しい。
そんなお皿のひとつ「ポテトのピザ」、この春メニューに再登場です。
トローリ、半熟卵のピッツァ
メニューに入れるのは7年ぶりの「ピッツァビスマルク」です。
皇帝ビスマルクが好きだったという「ハムエッグ」に由来するピッツァ。
↓フォークでこうして。
生ハムの塩気と卵の相性がどうも気に入らなくて7年の間
お蔵入りしていました。
生ハムをモルタデッラに替えての再登場です。
うん、こっち(モルタデッラ)の方がしっくりくる。
↓とろりとした黄身をこう、のばして
かぶりついてください。
先日友人と話していて、メニューに卵料理が増えていることに気が付き
ました。いつの間に・・・・。
実は結構、卵好きです。
卵ってほんとう、いいですよねぇ。
7年ぶりということで・・・・
プロフィール写真を御柱に替えました。
もうすぐです・・・。
みんな大好き、照り焼きチキン
甘くやわらかい照り焼きの鶏、コーン、マヨネーズ。
もう、説明の必要もないかと思います。
イタリアンになじみがない方でも安心の味です。
宅配ピザによくあるメニューですが、
生地や焼き方が違うと立派なディナーにもなります。
お客様にとって、旅先での大事な食事。
より多くの人が笑顔になりますように
ひとさら、ひとさら、丁寧におつくりします。
ただいま、大慌てで冬のメニューを紹介しています。
エスプレッソが香る、熱いDolce
有機栽培の豆で淹れたエスプレッソのカラメルソース。
生クリームと、たっぷりの砂糖。
想像以上においしいピザです。
香ばしく焼けた生地がポイントでしょうか。
冬のメニューに載せたものの、
「いつ食べるべきピザなのか?」よくわからないメニューです。
完全にお客様まかせ、とさせていただきます。
コースであれば、ピッツァで選ぶこともできますし、
ドルチェミストから変更も承ってますので、お気軽にどうぞ。
ネーミングに悩んだメニューです。
「エスプレッソのピッツァ?」「スィーツピザ?」「ピッツァドルチェ?」
どれもしっくりきません。
悩んだ末に、入っているものから
「ピッツァ・カプチーノ」となりました。
※生地の香ばしさが命です。おいしく食べられる時間がかなり短いため
テイクアウトはできません。ご了承ください。
高原の小さなイタリア料理店
オステリア白樺
国産ソーセージたっぷりのピザ
「おすすめは何ですか」
初めてこられるお客様に良く尋ねられます。
たいていはフォルマッジオのピザをお薦めしてしまいます。
他の店にはない味で、あのピザを食べに何度もご来店くださる方が多いのです。
当店のリピート率No1のメニュー。
ですから、お客様に何度も足を運んで欲しいオーナーとしては、
「フォルマッジオのピザです。」と言ってしまいます。
(同じ理由で、雑誌の取材でも最近はたいていフォルマッジオに。
写真映りは地味なんですが。)
だけれども、
もしお客様が
「マスターが、一番よく食べるピザはどれですか?」
という質問をしてくれたなら。
文句なしにこの、「国産ソーセージのピッツァ」とお答えします。
信州の会社が、国産の原材料を使って真面目に作っている
おいしいソーセージ。生地、チーズとの相性もばっちりです。
どんな気分の時でも、たいていの人に、安心しておいしく食べられる、
ソーセージのピザなのです。
いつもフォルマッジオをご愛顧いただいている皆さま。
たまに違うピザもいかがでしょうか。おいしいですよ。
清涼感のある辛口ピッツァ
ピッカンテは辛口。イタリアンでは、舌がピリピリするようなイメージです。
ゴルゴンゾーラ・ピカンテのチーズを召し上がったことのある方には想像がつきやすいと思います。唐辛子が入っているわけでもないのに、舌がピリピリするチーズです。
さて、オステリア白樺の辛口ピッツァ。ピッカンテとは言いますが、舌がピリピリするような激辛料理ではありません。
口に入れて「ん?辛くないぞ」と思うくらい。
のみこんだ後に、のどのあたりが、すっとするような清涼感。
そして、いつの間にか、体が熱くなってくる。
そんな、すっきりと清涼感のある辛口ピッツァです。
ピッカンテは普通のピッツァと見た目がまったく同じ。
忙しくなってくると、窯の中で回したり場所を移動しているうちに、
「あれ?どっちがピッカンテだっけ?」分からなくなることがよくありました。
ピッツァは味見ができないのがつらいところ。実は間違えてお出ししてしまったこともあります。すいません。
最近は、そういうとき、目印に唐辛子を一本のせて焼いてます。あくまで目印です。
ピッカンテと言えば思い出すことがあります。
イタリア人とのハーフの小さなお孫さんと、日本人のおばあちゃん。
男の子が辛いところにあたってしまったのか
「ぴっかんて、だよ~」と泣き出してしまいました。
「ほらほら、これはピッカンテじゃないよ」おばあちゃんが違うお料理を食べさせます。
「すっこでぃめっら、のむ~」
厨房まで聞こえてきた、分かりやすいイタリア語と、日本語が混ざった男の子とおばあちゃんの会話がなんともほんわかとかわいらしくて。
ある夏の最盛期、ふっと空白のような時間にあった、ほほえましい一こまです。
イタリア料理店のミックスピッツァ
僕らある年代から上の世代の方には懐かしいミックスピザ。
ベーコンや玉ねぎ、マッシュルームにピーマン。
色とりどりのトッピングがあるとうれしくなります。
オステリア白樺では海老にしっかり下味をつけて
厚めの生ハムや玉ねぎと一緒ににぎやかに作ります。
それぞれ存在感のある大きさにカットして、たっぷりと載せていますので、
「何がのっていたか分からない」というようなことはありません。
一番人気ではないものの、定番のピッツァです。
オステリア白樺の味をご家庭に
信州の地粉を霧ヶ峰の名水でこねてつくります。小麦粉の味わいを出すため、専用の冷蔵庫で低温長時間発酵させています。
準備に時間がかかり、賞味期限の短い当店のピザ生地。
人通りのない、山奥のお店です。仕込み量をよむのがたいそう難しい。
予想がはずれて、ピザ生地が余ってしまうことが、まま、ありました。
とくに定休日前の火曜日は、ピザのサービスディということもあり、
余ったり、足りなかったり。
心おきなく準備をするために、冷凍ピザの通販を開始して早2年です。
お陰さまで、繰り返しご注文下さるお客様も増えました。
今ではお店で余った生地を発送用にまわす、というより
発送のために、さらにピザ生地を作るようになっています。
すべて手作業のため、たくさんのご注文には対応できませんが
なにかのおりにどうぞご利用下さい。
「オステリア白樺は、冷凍ピザを使っている」
という話を聞いたことがありますが、
違います。
手作りピザを冷凍で全国にお届けしている、が正解でした。
この3月に、とある県からのご注文があり、これで47都道府県すべてに当店のピザを
お届けしたことになりました。ありがとうございます。
時には、一週間に一回しか船がないという離島から、イタリアン激戦区で有名な街から。
まだ見ぬ土地で、どんな方がどんな時に当店のピザを召し上がっていただいているか考えるととても楽しい。
お店と違って、直接お会いすることはなかなかできませんが、どうか皆さまの食卓が笑顔になっていることをお祈りしています。
いつもお世話になっているヤマト運輸さんが、一配送につき、10円の義援金を寄付して下さるそうです。当店も、わずかばかりですが、月ごとの収益の一部を寄付しています。
被災地の一日も早い復旧を祈りつつ、少しでも食卓に笑顔がもどるよう、日々営業しています。
オステリア白樺の運営する冷凍ピザの通販サイトです。
引き算から生まれた人気の白いピッツァ
イタリア語でチーズはフォルマッジオ。
その名の通り、チーズが存分に楽しめる白いピッツァです。
「ピッツァ・クワトロフォルマッジオ」(4種チーズのピザ)があまりにも有名なためか
「クワトロフォルマッジオ下さい」とご注文されるお客様が結構います。
実はオステリア白樺のフォルマッジオ、4種チーズのピザではないのです。
最初は、4種チーズで作ってみました。思い描いた味と何かが違う。どこのお店もこんなもんだよなぁ、とも思ったのですが、メニューに入れるにはやはり納得してから入れたい。
量を加減してみたり、チーズの組み合わせを変えたり、ちょっとしたものを足したり。
やっぱり納得できない。生地のうまみを殺してしまう。
で、引き算で考えました。
風味の強いパルミジャーノと、生地と相性の悪いタレッジオを除きました。
納得してのメニュー登場でした。
実はメニュー表記がころころ変わっているピザで、
一時期は「モッツァレラとゴルゴンゾーラ」になっていたこともあります。
同じものです。
理由は特にありません。呼び方にこだわりがないので、つい。
お客様はもっとこだわらなくて、このメニューに関しては
「チーズのピザ」
「あの白いの」
「いつもの」
皆さまにいろいろな愛称で親しまれています。
具がないピザ、というので敬遠されるお客様も、また多いのですが、一番のお薦めです。
具がないピザ、フォルマッジオですが、たったひとつだけ派生メニューがあります。
家内がドルチェ用に作っていたあるもの、が抜群に相性が良かったのです。
ただ、秋の終わりから冬にかけて作るものなので、休業期間(予約制の期間)と重なってしまいます。残念ですがレシピ帳の奥にしまったままになっています。
トリコロールカラーの女王に捧げられたピッツァ
18世紀後半、ナポリのピッツァ職人ラファエレ・エスポジトが、ウンベルト1世の王妃マルゲリータに捧げたピッツァです。イタリア料理の看板を掲げて、ピッツァを出しているお店なら、まず間違いなくメニューに入っているので食べたことのある方も多いでしょう。
トマトの赤、バジリコの緑、そしてモッツァレラチーズの白でイタリア国旗を表わした、色鮮やかなピッツァです。シンプルなだけに素材の良さ・割合、生地のうまみ、焼き加減と、コックさんの好みが出て、楽しくなります。いろいろなお店で食べ比べて、好みのマルゲリータを見つけてみてはいかがでしょうか?
オステリア白樺でも、毎回、必ずご注文くださるお客様の多いメニューです。
旧オステリア白樺の料理ノートから転載
高原の小さなイタリア料理店
オステリア白樺