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テクニックとは・・・

2024-04-30 23:07:05 | 日記
指示待ちではなく、自ら解決できる選手を育てる

 ヨーロッパのトップクラブは壮大な命題を掲げてユース世代の育成に力を注いでいる。単なるタイトルの獲得ではなく、クラブにとって独自の特徴的なゲームモデルを生み出す。高いレベルに適応可能な若手をユースからトップチームに送り出すことは、ユース世代でのタイトル獲得よりも重要視されている。これは一般的に「success in a second step(二段階目での成功)」と呼ばれる姿勢であり、指導者は「チームメイトや監督からの指示を待ち、プレーする選手」ではなく、変化する状況に適応しながら正しく判断できる「自ら決断する能力を有する独立した選手」を高く評価する。これは、個人的・組織的な「技術/戦術的なトレーニング」にも関連している。

 ヨハン・クライフの言葉を借りれば、「テクニックとは、1000回ボールをリフティングできることではない。テクニックの本質とはワンタッチで、正しいスピードで味方のプレーしやすい足にパスを出せる能力なのだ」

 クライフの発言からわかるように、「正しいスピード」「味方のプレーしやすい足」という部分は、明確に決断能力と関係している。決断というのは、認知のプロセスにおいて不可欠な段階だ。正確で迅速に決定することが可能な選手は、チームにとって有利な状況を作り出すことになる。

 決断とは、何を根拠として行われるのだろうか? 正しい決断を導き、責任感や創造性があり、自信を持ってプレーできる独立した選手は、どのようなトレーニングによって育まれるのだろうか? もし指導者が現在の選手に求められる資質を理解すれば、変化を恐れることはない。例えばトレーニングの環境には明確な指針が存在しており、できる限り試合に近い状況を作り出す必要がある。

 状況判断を導くのは、「情報」である。どれだけの時間をかけて情報を収集するのか? どれだけ高い質の情報を収集することができるのか? どれくらい頻繁に情報を収集するのか? それらの問いの答えこそ、情報収集における鍵となる。



-以上記事引用-

本日のナイターTRから
攻撃も守備も自分で情報を収集し 状況を把握しておき 正しい判断を行う。そんな癖を付けると サッカーはより活躍出来ると思う。だから自主性とか自立が 求められている。 

①見て(自分なりの情報を集める)

②判断(次のプレーを考える)

③プレーする(丁寧にゆっくりプレーする)

①②は速く たくさん
③は ゆっくり 正確に    

①②で 大体の成功は決まる。子どもたち選手は ②③をほぼ同時に行おうとするため ミスが多くなる。
①たくさん見て 情報を得ておくことが 活躍するための必須ポイント。   

シュートも思いっきり強く蹴ればいいのでは有りません。 
ディフェンダーの状態 周囲の味方選手 ゴールキーパーのポジションやタイミングを見て どんなシュートを蹴るか?を素早く,正しく判断しているから 得点出来ます。思いっきり蹴ってもいいけど それって・・偶々入っただけですよ?  
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