サイエンスZEROでマイクロRNAの話があった。
色々言っていたけど、大事な事を見逃していると思った。
先ず、母乳にもマイクロRNAが入っており免疫系の成長に作用するとあった。
これは「初乳問題」がある。ムツゴロウの動物王国ではムツゴロウさんが「初乳」の重要性を繰り返し説いていた。
左翼と違って、思い付きではないのですよ。
初乳の免疫系への影響は「伝説」とされていて利口なつもりの左翼なんかは馬鹿にしていたが、科学の光りが当たり馬鹿の面が明らかになった事になる。
関係者には「経験的に知られた事」だが、馬鹿にする左翼のような奴は馬鹿にして自分を偉いもののように吹聴する。
また遺伝子治療は「経口」で投与可能である(って分かっていたけど)と言う事で遺伝子って何か凄い事?の様に思うが、見た感じは「飲み薬」で済むのである。
一方で遺伝子汚染は「飲む・食う」で可能だという事になる。
遺伝子汚染は最近「ユダヤ・フリーメーソンの大失態」である「耐虫性忌避物質」と「耐モンサント代謝機能」が同系統植物による遺伝子譲渡によって(花粉です)移ったという事が分かっている。
この「対虫性忌避物質」は「ユダヤ・フリーメーソン」が馬鹿の利口で金を大枚叩いて作り上げ、無理やりねじ込んだ最新で強力な「アレルギーの原因」となる可能性が高い。
事ほど左様に、今遺伝子が使えるようになって、遺伝子の恐ろしさが分かってきたのだ。
実際放射性物質が危ないと言っているが遺伝子は生物がある限り継続する可能性がある。
事ほど左様に、安易な理想論はばかげているのである。
番組は続きP53遺伝子が出てきた。
この関係もマイクロRNAで制御されるのだそうだ。
そして癌の情報としてマイクロRNAが知らせるのだと言う。
だがこの番組を見ている人は分かるでしょうけど、ちょっと前までは糖鎖が話題になっていた。
それが今マイクロRNAが前に出てきている。
もっと驚いたのは繊維芽細胞の破壊である。
繊維芽は老化細胞の弊害の最たるもので、肺繊維症や肝硬変が、これらの無用の繊維によって起こされる。
これを破壊するのだそうだ。御丁寧にヘーフリックの限界を説明しての話である。
これはマイクロRNAが老化を促進する例として挙げられたが、頂けないのは「若返るマイクロRNAは?」と言う竹内薫の「お前サイエンスライターだろう?」と言いたくなる点だ。
恐らく「ほんまでっかTV」のコメンテイター「池田先生」は「呆れ顔」だろう。
週刊朝日の中で池田先生と「パテトパスカルの脳」は読み応えのある科学の書き物で、池田先生はふざけた感じのTVとは違ってキチンとした論述をしている。
彼の言うのは、分子生物学が正しいというのなら、DNAを合成機で合成して注入しても、老化した細胞は若返らないのである。
この関係はクローン羊ドリーの時から問題となっていた。
更にはiPS細胞はスタップ細胞問題で色々あったが、このiPS細胞も凄い事は凄いのだが、問題は万能細胞の癌化を如何に抑えられるか?が焦点である。
ついこの間も網膜などの再生をした細胞が出来たと言ったが、何故、この細胞にしたのか?
それは網膜の異常は分かりやすく一応体内だけど、専用の装置で細胞の状態が見られるのだ。またなんかあれば注射刺してサンプルも取れる。問題があれば摘出すればいい。
つまりiPS細胞は「何時癌になるか?」が焦点である事は前のブログにも書いたけどね。
そして大体遺伝子問題を取り上げる場合若返りは、どれをどうする?と言うのが分からない。
最初テロメアが短くなっていくらしいのだが、ではテロメアを長くすればいいのか?となっている。
するとがん細胞がテロメアを長くする遺伝子を持っていて、大体生物の分裂は50~60回が限界というヘーフリックの限界が、今の流れで仕方ないとなっているようだ。
そしてiPS細胞が分化するのは可能だが、その形が定まらない。
簡単に癌化する傾向は皆無に出来たとは聞かれない。
となれば、今もあるんでしょう。
この細胞を若返ると言うのは色々難しいようで、老化促進は意外に簡単であると分かる事となるだろう。
この間何かの番組で腸内細菌を綺麗さっぱり入れ替えて健康状態になったとの話があった。
同じ話は虫歯菌を殺す方法もあったのだが、一方で、大きな問題が出ている。
それは先ほども出た免疫である。免疫は年をとると免疫がやたらと出て、自分の細胞を攻撃したり、余計なものを攻撃するようになる。
今後アレルギーや免疫系疾患に対して免疫適正化処置が出てくるだろう。それは人間の生命機能として、まるで裁判所や日銀、の様に国家であるが独立した行動をとる所である。
これが免疫の場合一度対立すると収める事が難しい。そうなると免疫系を一旦0にして免疫を後から入れるという事も今後出てくるだろう。
これもそうだが、マイクロRNAは様々な遺伝子などの影響を受けて発生し使われるのだそうだが、焦点は、どれをどう使うとどの程度の効果となるのか?と言う算段だろう。
これ等は母乳を始めて口にするときから始まる免疫のシステムである。それらを延々と遡る事になる。分かり過ぎると制限となる。
毎度、今急激に進歩する生命科学の凄まじさを感じる。この次は何が出るのか?それよりも、肉は幾ら喰ったら良いのか?
生命工学は蛋白質は「触媒」である。と言っている。我々の食事は基本的に栄養の摂取だが、一方で他のマイクロRNA成分が人間の細胞に作用すると、何か影響を与えるのか?
それともっと思うのは、元FSBのリトビネンコは「ポロニウム」で微量で殺されたが、マイクロRNAを使うともっと強力な毒はできるのだろう。
それは繊維芽細胞を殺したのと同じ論理だ、基本的にP-53遺伝子に重要な細胞を殺させるか?体の代謝に必要な酵素を作らせなければいけるだろう。
そんな可能性も含めて、話して欲しかった。。。。。。
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