続裄直し

裄や袖幅を広げた時にまず気にするのが、生地に付いた折山の跡です。
　上手く筋が消えれば儲けもの！半分ロシアンルーレット気分で、東京和裁組合オリジナルの、へら消しペンを使っています。
　”馬鹿と鋏は使いよう”の諺どおり、正しく使えば水溶性のシミ（血）も落とせます。
　写真がそのへら消しペンです。

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裄直し

ブログの更新のさぼりを四十肩のせいにしていましたが、以前から通っていた整体治療の他に最近鍼治療を始めました。
　感想と言えばすごくいいです！おかげさまでバンテリン無しにキーボードを打てます。
　肩凝りは職業病なので完治は難しいと思っていたのですが、整体と鍼治療の合せ技は、溺れる者が掴む藁より遥かに頼りになりそうです。
　さて本題の裄直しですが、最近の裄直しの殆どが裄出しでした。
女物の着物の身丈は、ある程度おはしょりで誤魔化せますが、その直し着物の全部の裄が短く、袖からの作り直しになりました。
　おかげさまで袖の後付けが上手くなりましたが・・・



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