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おせっちゃんの今日2

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シロアリ退治

2021-01-18 14:16:31 | わが家の話

今わが家の床下に、男性二人が入り込んでいます。白アリ予防の職人さんです。
40年近く前に建てて家ですが、木造戸建てなものですから、5年に一度は予防の薬剤を撒いてもらわなければなりません。家を建ててもらった住友〇業が、メンテナンスの歴史などきちんと記録していてくれて、時期が来ると知らせてくれます。梅雨に入る前に、外装を手入れしましたが、時期も来ていますので、今日は白アリ予防の工事です。

年末に、一度床下にもぐり、水が漏っていたり、シロアリ被害が及んでいたリしているところはないか、下調べがありました。幸い、かなり古びてきましたけれど、屋台骨はしっかりしているとのことで、年が明けて、今日が薬剤散布です。

床下下調べの段階で、暗い所でどのようにしてシロアリを見つけるのか、と話を聞きました。

シロアリは、外気に触れるところ、光の当たるところは苦手なのだそうです。漏水したりしてじめじめした所を好むのだそうです。床下で、どのようにしてシロアリの痕跡を見つけるかというと、柱などを、こんこん叩いてみてその音で中が空洞になっていないかで見つかることもあるそうですが、良く分かる痕跡は、「蟻道(ぎどう)」だそうです。

光や外気が苦手なシロアリは、自らの排せつ物や分泌物を練り合わせてセメント状にしトンネルを作り、その中を通って木材を探し、食い荒らすのだそうです。床下にこの蟻道があれば、シロアリがいるということになるのだそうです。

建築物の木材だけを食い荒らすのではないそうです。植木にもつくのだそうです。我が家でも、今年門を入ったところの大きな楓の木の枝が一本枯れておりましたが、そこに蟻道が行きついていたそうです。生の木にはつきませんが、枯れると食いつくのです。植木屋が、枯れ枝はすっかり切ってくれましたから、大丈夫とは思いますが。

今工事2時間ほどで終わったと挨拶して職人さんは帰って行きました。

シロアリと言えば、大笑いしたことがあります。
らい太の長男が京都市下賀茂神社で結婚式をあげました。その時、兄弟姉妹、その連れ合いなどが集まりましたが、折角顔が揃ったのだから、高野山へ一泊しない?ということになって参りました。その時、とっつきにこんなお墓というか,碑と云うかが在りました。

「シロアリも困っているだろうね「やすらかに・・・と言われてもねえ」。大笑いしたことでした。
シ~ンと静まった奥の方と違って、とっつきはお笑いでした。

その旅行から半年たたないうちに、姉は亡くなりました。
「あの時揃って行っていてよかったね」とらい太と話したことでした。


今度ね

2021-01-16 13:32:08 | 日記

寝正月は本を読んで過ごそうと借りていた図書館の本を返しに行きました。前の緊急宣言の時は図書館、本屋、全てが閉店で、読む本が無くなり、山口の娘から、読み終わったものを急遽送ってもらってしのいだのでした。
電話をかけてみると、今回はやっているとのこと、助かった。でも、こんなところも締め付けは緩く、小さな優しさが重なると、人間心が緩んでくるのでしょうか。締めるべきところは締めるという風にはいかないものかしら。

当分続く気配のお家生活に備えて新たに借りて帰途につきました。
帰り道に、井の頭線を跨ぐ橋を渡ることになります。1歳過ぎくらいの男の子でしょうか、金網越しに電車を見ています。橋の片方の網越しに見送って、すぐに反対側に。駅で止まっている電車のお尻が見えます。大満足のようです。

目が合いました、「こんにちは」と言いかけると丸いおめめで見つめます。
ママが「こんにちは、電車が大好きなのです。ここでいつもしばらく遊ぶのですよ。羽根木公園で遊び、電車を見て、半日遊ぶのです。密にならない公園は子どもには貴重です」と。「そうですよね、私もウオーキングに行くのですよ」とつかの間の立ち話。

見慣れてきたのか、よほどご機嫌がよかったのか、人懐っこく笑って、抱っこをせがむように手を差しのべてきます。可愛い!!抱き取りたい!!でもこのご時世です。図書館でアルコール消毒はしてきたばかりですが、やはりやめておくべきですよね。
「ごめんね。今日は抱っこ止めましょうね。今度また橋の上で出会ったら抱っこするからね」

なんだどうして抱っこしてくれないの、とでも言うように、可愛い笑顔でせがむ子を見ていると不意に泣けそうになります。
人と人の小さなつながりまでを止めざるを得ない生活、辛い。手を出しても拒否された冷たい一瞬をおぼえないでね。寂しいけれど、きれいさっぱり忘れてしまってね。


「ない」は「ない」ではないよ

2021-01-15 14:11:12 | 言葉

一頃、「とんでもございません」という言葉は間違っている。と問題になったことがあります。どなたか、小説家か、言葉の専門家かが言い始められたのだったと思います。

中にこんな説明をなさった方がありました。
「とんでもないの「ない」は「ある」の否定語の」無い」ではない。それが証拠には「とんでもある」という言葉は無いではないか」とおっしゃっていました。「とんでもない」は一続きの言葉なのだ。だから、「ある」の否定語「無い」の「無い」を丁寧に言うために「ございません」というのはおかしい。もし言うならば「とんでもないことでございます」というべきだ」という御意見でした。

確かにそう言われるとそうだな、と思いました。でも、「とんでもございません」はかなり使われているなあ、と思ったことでした。

年末の「せわしない」11月21日の朝日新聞に分かりやすい解説が載っていました。スキャンして載せます。言葉は時代とともに流れて変化していきますから、難しいところですが。


子どもの家事手伝い

2021-01-14 15:58:25 | いろいろ

正月3日にZOOMで親族大集合をしたことはご報告いたしましたが、その後必要あって、らい太とその長男のお嫁さんと私、三人が顔合わせしました。私が着ていた和服を死に支度で整理していて、何枚かは息子Kのお嫁さんが引き受けてくれましたが、「これは着られません」と断られたのが3枚残っていたのです。中の一枚は母の形見の大島の訪問着で、大事に着てくれる人にと思っていたのです。ロサンゼルスで裏千家のお茶の団体のお役も引き受けるほどのらい太のお嫁さんです。是非見せてください、ということでZZOOMで見せることにしたのです。引き受けてくれることになりました。

その時の話です。朝10時に集まりました。時差があることは承知していましたが感覚的に自覚していません、向こうは夕方です。
「そろそろ夕ご飯の支度がありますね。手早くやってしまいましょう」と言いながら、ついついおしゃべりで長くなりそうでした。
Hさん(らい太家のお嫁さん)が言いました。
「コロナ禍でお家時間ばかり。3食の支度がずっと続いて主婦には辛さもあります。でも、子どもたちが少しずつ手伝うようになってきました。さっきも娘がご飯を仕掛けていましたから。やって見ると面白いらしく、ケーキ作りなどにも興味を持ってきました」とのこと。

私はハッとしました。我が家では子供たち、結婚して新家庭を持ち、独立するまで親の下で過ごしました。その時、家事を手伝わせるという気がほとんど私にはありませんでした。せいぜいお約束を破った時、罰として皿洗いをやらせたくらいでした。娘のMaが今でも怒っています。Kにはやらせないで、私にばかり手伝わせた、と。

私は自分の責任はきちんと守るほうです。専業主婦の私が、家事全般はやらなければいけないと思い込んでいました。そんな私の思いを子どもたち、当たり前と思って育ちました。料理を教え、その楽しみも伝えるという思いは持ちませんでした。教えるだけの腕もありませんでしたが。

まあ、結婚して主婦になったMaも、家族を飢えさせることなく、どうにか食事は作っているようです。
Kは夫(父親)を見習って、「男は会社に行って働くから料理はしないの」と平気で言うように育ちました。今は、お嫁さんのMiちゃんに鍛えられたらしく、時たまわが家で夕食を共にしたようなとき、食器を流しまで下げて、テーブルを拭くようなことはやります。そこまでが上限ですが。男女が共に働く時代です。子どもの育て方も違ってきますよね。

 


中村哲氏の言葉追記

2021-01-13 13:35:44 | 日記

昨日、中村氏の言葉を書きましたけれど、今朝の朝日新聞「声」にやはり書き留めておきたい言葉がありましたので、追記いたします。福岡県の歯科医師・63歳の方の投書です。おせっちゃんが書き換えています。

「私立進学校で在校生に中村氏の講演会が開かれた。私も拝聴した。アフガニスタンで行っている活動の意義などを熱心に話し、質問にも真摯に答えられた。講演の最後にこんなことを話された。『gift』には『贈り物』以外に『天賦、才能』という意味もあるのです。諸君がたゆまぬ努力で希望する大学に進み、希望する職業について大成してもらいたいのは当然ですが、究極の目的は何でしょうか。自分のためだけにあるのではなく、自らに与えられた能力を社会に贈り物として還元することではないでしょうか」と。

先日の成人の日に、伊集院静氏が若者に与えて言葉にも、急な上り坂を選べ。向風に立ち向かえと、大人の生きる姿勢を教えていましたが、確かに一人前の大人なら、自分を大事にすることは勿論だけれど、他人のために力を尽くすことをしなければですね。
力足らず、大きなことはできないかもしれない。でもそれでめげることはない。

「私にできることをなせば良い」。ですよね。小さな力でも、皆が出し合えば大きな力にきっとなる!!