おせっちゃんの今日2

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折々のことば・・・柚木沙弥郎(染色家)

2023-11-27 13:39:45 | 言葉

26日日曜日の折々のことばです。浅学の私は柚木氏を知りませんでしたが、言葉はどうにか容易く理解できるような気がしました。

★ 『”明るく”あきらめるのがいいね』続いてこんなことを言っていらっしゃるようです。歳をとると、いろんな事が出来なくなる。散歩も風呂も、大好きな餅を食べることも。でも其れを辛いとは思わず生きてきたと。人生は楽しくなくっちゃ、いけない。自分の出来ることを変えていけばいいのだ、と。

出来なくなったらなったで、出来ることを見つけてそれを楽しむことがコツなのかな。

私が脊柱圧迫骨折を患って痛みにさいなまれ、少し回復したらしたで、楽にはなったけれど元には帰っていない、万全には遠い、と焦っていた時期がありました。ある時、親しい友人が、「おせっちゃん、あんた万全というけれど、どうなったら満足なの?それは無理よ。この年になって元通りになると思ってはダメ!!自分ができる範囲で楽しむのよ!!」と叱られたことがありました。自分でできることを変えて生きていく、そしてそれを楽しむ、これがコツなのかな。


紙面を下に目でなぞります。次の私のコースは「天声人語」。偶然か、ここも同じような視線で書かれていました。私の浅学も同じようにバレバレ。

天声人語氏はローリング・ストーンが18年ぶりに出した新作を聴きながら理想の老いとは?と考えた。

近年高齢化したストーンズは高齢化して、ライブは変化がみられると。昔の曲は音が間引きされているという。「失敗も面白くなるバンドです」とファンも楽しんでいるという。

新作は、レディーガガら著名アーチストを助っ人に招いている。衰えを認め、失った音は変化を恐れず、助っ人と一緒に作ろうと言っているようである。

他者の助けを受け入れ、生き延びようとする、何と人間らしいことか。
ヨタヨタになっても頑張れ!と声援を送りたくなる、と。

次は、偶然目についた、読者投稿の短歌欄.佐々木幸綱の巻頭歌。

宝石を拾ったようなこころもち白寿を過ぎしひと日ひと日は(我孫子市 松村 幸一)

松村さま、勝手に使わせていただきました。ごめんなさい。

 

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