落ち着いたら、書くこともあると思いますが、今週は私に悲しい一週間でした。
気持ちとは真反対の、にやりと笑える記事で週を締めくくります。
8月30日の朝日新聞 文化ページに、朝日歌壇「番外地」が載っていました。
寄せられたが、選には漏れたユーモアあふれる秀歌だと言います。今年の選者は永田和宏。
選歌につかれた頃、「こんな歌があるよ」「どれどれ」とひとしきり笑う、選者元気づけのサプリだそうです。「笑い、元気、AIに出来ぬ言葉遊び」と副題がつけてありました。
まだ惚けてないと思は酒飲みの酔っていないと言ふに似るかも
記憶力を維持するサプリを買ったけどどこに置いたかもう忘れてる
十センチ髪を切っても気付かない夫に今夜毒を盛ろうか
ひふ科医院に長子忘れて末の子が「にいたんいない」と泣いた秋の日
ハグすればお腹とお腹がぶつかって笑えば二つの腹が震える
骨密度を補うように肉密度増して整うホメオスタシス
ホメオスタシスは恒常性の意だと。
雨音に煽情香水帯だとかせめて妄想ふくらます夜
山手線ことば遊びを楽しみぬ池袋、原宿、五反田(イブクロ、ハラスク、ゴハンダ)乗り換え
わが家にも阪大、京大ありますと母が言ってた飯台、鏡台
大臣はペットボトルの棚のよう更迭すれば次が出てくる
ユーモアかしゃもじ贈れば戦いに勝てるものならカープ常勝
以下3句省略。解説文も省略。
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