おせっちゃんの今日2

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私の折々のことば 追加

2023-01-27 14:19:11 | 言葉

1月10日のブログで、何人かの言葉を紹介しましたが、今朝の朝日新聞に高校生女子の心に残った言葉を紹介していました。本人の思いが一緒にのせられていて、「いいね」と思いましたので、重ねてご紹介いたします。

朝日新聞社賞をとった高校2年生の胸にしみた言葉です。

『ありがとう。妻も喜びます』  バイト先のお客さん

以下は本人の解説文。(おせっちゃんが纏めています)
母親から、「人出が足りないから来て」と言われてアルバイトとして働き始めた。花屋は華やかだろうと思っていたが水仕事などなかなかつらいこともあった。ただ1年も経つと、仕事にはもう慣れたと思うようになっていた。

70代くらいの男性のお客様、事前に予約されていた仏花を渡すことがあった。
「ありがとう、妻も喜びます」と笑顔で言われた。無くなった奥様のためのものだったのだと感じた。
人見知りする私はお客様の要望を聞き、メモノートに素早く書くことに気をとられて、買う人の背景を考える余裕などなかった。
このお客様の言葉から後、仕事のやり方を変えた。注文を取るとき、なるべく、世間話をし、花を贈る人との間柄、年齢、雰囲気などを読み取るように努力した。お好きな色の花にし、雰囲気を合わせるようにした。プロポーズ用の花束、奥様への感謝の花、その人その人にとって大事な花束、その人の人生の大事な場面の手助けができるように、やりがいを持って働く。
言葉をくれた男性にはその後会わないけれど、もしあえたら「一歩踏み出す勇気が出せた」と伝えたい。

何気ない言葉でも、言葉は人の生き方を変えるだけの力を持っているのですね。
いい言葉を掛け合いたいものです。
日々の生活の中で私の胸に響いた言葉を小さなメモ帳に書き貯めています。その中に、出所不明になってしまった言葉ですが私のすきな言葉がかたみ狭そうに残っています。この場でブログ舞台に出してやろうと思いました。

「ありがとうと言われるように言うように」


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