goo blog サービス終了のお知らせ 

おせっちゃんの今日2

こちらでお仲間入りいたします。
よろしくお願いいたします

父からの言葉・・・大竹しのぶ

2022-10-27 16:18:16 | 新聞記事から

ちょっと前の新聞になってしまいましたが、俳優の大竹しのぶさんが、父から聞いた言葉を語っていました。彼女の俳優として生きていく道に大きく影響したようです。
父は高校の数学教師だった。幼い頃から家族7人で囲む食卓で聴く父の話は楽しみだったと言います。家族の食卓から、広い世界が見渡せたとのこと

★ 「魂に皺の寄らない若さを持とう」
最初に言われたのはまだ小学1・2年生のころ。
「ずるい大人にはなりたくない」「美しいものが分かる大人になりたい」
幼い心に深く刻まれた。

★ 「自分にウソをつかない」。これも父の言葉
オーディションに合格して映画デビューした。監督や、脚本家は雲の上の人。でも、どうしてこの場所でこのセリフ?疑問に思ったら黙っておれない私だった。雲の上の人にも臆さず「このセリフ可笑しいと思います」と直接伝えた。

父はしのぶが芸能界という自分には分からない道を歩み始めたことを心配していた。
「しっかり自分を持ってやりなさい」と励ました。そして父は娘の活躍を少し見ただけで亡くなった。

どんな些細なセリフでも、自分を偽らず疑問に目をつぶらず、向き合ってきたと自負している。きっと父の言葉が今の自分を作ってくれたと思う。ふだんは「ま、いいか」という時も多いけれど、仕事に関しては曲げられない。

インタビュアーは「大竹さんに意見を言う人がいなくなりはしませんか」といってみた。
だからそうならないように誰でも意見を言い合える環境を作る努力をします。いい作品を作る同じ仲間は立場は同じですから。

朝日新聞、10月13日、一語一会、をおせっちゃんが勝手にまとめました。