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おせっちゃんの今日2

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わが家の年の初め

2022-01-05 13:34:21 | 日記

無事、新年の船出が出来ました。今年一年穏やかな日々に恵まれますようにと祈ることです。

いつものことですが、一日は、午後息子一家が訪ねてきます。娘は、遠く山口県に嫁ぎましたのでお正月には帰りません。

3時過ぎて、そろそろ来るかなと思っていたら電話が入りました。息子からです。
「う~ん、今から出ようと思うのだけれど、ちょっと迷っているのよ。Rくんが今朝から咳をするの。軽い咳ではなく、湿った重~い感じの咳が結構出るんだよ。熱も、だるさも、味覚障害も何もないのだけれど、咳がねえ。お年寄りの所へ連れてぃってもいいかなと、迷っているのよ」
「う~ん、コロナではないと思うけれど、じいじに万一ということがあると困るしね」
「やっぱり留守番させようか」
「R君の食べるものできてる?一人でおいておいて大丈夫?」
「大学生だよ。Rくんは一人で好きなことしているのすきだから」
「そう、可哀想だけれど、やはり会食の席はやめさせるほうがいいかしらね」。

コロナの感染拡大防止には、疑いがあれば取り止める勇気が必要だよね、に従いました。
私が作った御節の田作りがだいすきなRくんです。普通の3倍ほども作ってあります。持って帰らせることに。「田作り」。夕食の「ちらし寿司」。おっとこれをわすれてはいけない、「お年玉」。ママが持ち帰りました。

残り三人が玄関のブザーを押しました。ドアーを開けると、まあ、美人の奥さまが。今日はママはお着物でお出ましです。
「あら、素敵ね。今日は台所仕事は免除するわ」
「ええ、割烹前掛けも持ってきましたし、Wちゃんと、パパが皿洗いなどはしてくれるそうです」
「そうよね、ママもお正月しなければだよね」

Wちゃんの教育実習なのだそうです。今まで料理など少しも興味を持たないで、やらなかったことを、少々反省しているのだそうです。ママにそばについてもらって、1年計画で料理をマスターするのが今年の目標とか。「毎日カレーだけというわけにはいかないしね」とのこと。

早速、手作り御節の盛り付けから。我が家では、お重には詰めません。塗り板に見栄えがするように並べるのです。
紅白かまぼこ、黒豆、田作り、数の子、紅白なます、昆布。黒豆は日本酒のさかづきに一人ひとり、紅白なますはゆずの中をくりぬいてそこに入れる。塗り板に庭の南天の葉を取って来て敷く、これで随分華やかになる。Wちゃんの美的感覚が試されます。

お屠蘇と御節とお雑煮で祝い、第一部は終わり。ちょっと休んで、夕食。今日は、散らし寿司と、串カツと野菜サラダ。取り皿には羽子板型の塗皿。

Wちゃん、お寿司の上に散らす薄焼き卵焼きに大奮闘。ママがやってみせるのだけれど、なかなかうまくいかない。「菜箸を下にもぐらせて、ほら」。ところが見るのとやるのとでは大違い、でも5・6枚も焼くうちに最後は出来た!!「金糸に切って」。「お腹に入れば太さの不ぞろいなんて・・・と言い訳しながらどうにか仕上がる。上手上手。

1年頑張れば、今まで食べたこともないようなお料理が並ぶかもよ、とのこと。
はい、ばあばも呼んでください。