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おせっちゃんの今日2

こちらでお仲間入りいたします。
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緊急事態宣言中なれど・・・コミュニティー委員会

2021-02-09 15:37:13 | 区民センター

コロナのご機嫌がきちんと定まらない中でも、来年度の行事予定は立てなければなりません。毎年5月の植物教室から始まるのが通常です。
今年度、全ての行事を中止にした区民センターも多かったけれど、D区民センターでは規模を小さくして、感染対策を厳重に図ってかなりの講座を実行しました。自粛生活に倦んでいた人からは好評で、さいわい事故も起こりませんでした。
この調子で来年度も工夫して小規模でもやっていこうと決めました。勿論、コロナの様子を見ながらですが。

5月の春の植物教室。
例年なら、1日目が2時間の事前授業。2日目が現地観察会で、バス一日旅行になるところですけれど、これは無理と踏みました。今年度、「お散歩植物教室」と銘打って、ごく身近な草や花、樹々の面白い生態などを話していただく講座を開きました。好評でした。
講師を引き受けてくださる「せたがや自然環境保全の会」の先生方から、「東京都内にも観察に適するところはありますよ。現地集合現地解散で、人数をしぼれば昼食もなしの3時間コースで楽しい会ができると思います」との助言がありました。そして、候補地を3か所下見をして推薦してくださいました。

● 皇居東御苑   ● 国立科学博物館付属自然教育園  ● 都立砧公園

いろいろ意見は出ましたが、初めてのことなので、集合場所や、交通手段が分かりやすい所でと、自然教育園に決まりました。

定員25名の募集。 5班に分け、講師が一人ずつ、委員が一人づつ、前後を歩くことに決定しました。

ワクチン接種が功を奏し始めて、感染者が減り、コロナの勢いが収まる傾向を見せ、楽しく行けるといいのですが。勿論天気は上々を望みますが。テルテル坊主を吊るしましょう。


今年最後の教室・・・やきもの入門

2020-12-16 15:46:57 | 区民センター

コロナ禍で4月から始めることはできあせんでしたが、コミュニティー教室は縮小版ながらどうにか開けました。今日は今年最後の授業、やきもの入門でした。普通なら、バス現地見学会が2日目に催されるのですが、これは無し。事前教室の授業のみなのです。
講師に、渋谷の松涛にある「戸栗美術館」の学芸係長・黒沢愛さんをお招きいたしました。戸栗美術館は、日本では珍しく、やきもののみの美術館なのです。
コロナが勢力を盛り返している時ではありますし、人気のバス旅行がないとあっては、募集しても希望者が集まらないのではと心配しましたが、抽選でやむを得ず落とさなければならないほどの人気でした。特に日頃集まりが少ない男性の方が多く来て下さいました。

黒沢先生はご出身が佐賀で、大学でも鍋島焼の研究をなさった方で、プロジェクターで写真を写しながらお話しくださいました。その授業内容は、写真がないので、お伝え出来ませんが、おせっちゃんの印象に残ったことを少し書いてみます。

● 鍋島焼は江戸時代、差が鍋島藩が徳川将軍家への献上のために創出した磁器。日本磁器の最高峰と名高いものです。
白地に青一色で絵付けをしたものを染付と言いますが、古い焼き物に、鍋島焼のふるさと・大川内鍋島藩図大皿が残っています。それによると130メートルはあろうかという登り窯が描かれています。
古文書などから、ここで年間5000個ほどの作品が焼かれたらしい。焼く過程で廃品になるものがあるので、4300ほどの物が仕上がったと思われるとのこと。その中から選りすぐりのものを将軍家に献上したに違いない。文書によると献上は82点のセットであったとのこと。

● その差のものは、どうされたのか。「残り物」として、鍋島家とゆかりのある藩に贈ったと思われる。将軍と同じものを贈ったとは言えないから、「残り物」として処理したものだろう。日本各地からかなりの破片などが発掘されているとのこと。

絵付けは、色数が最大4色であること。裏面に、裏紋様を三方に配していること。高台にはぐるり紋様を巡らせている。

絵の構図には苦心したようであること。
中央を白抜きに。周囲にめぐらす。前後配置。片側寄せ。寄り。散らし。水平区切り。霞、流水区切り、全面を紋様で埋め尽くしたもの。など。
それでも、同様なものになり、伊万里などのいいものを取り入れたこともあったようである。

年が明けたら、コロナの様子を見ながら博物館を訪れたいと委員仲間で約束しています。

 


牛のように

2020-11-27 16:15:26 | 区民センター

随分整理したと思いますが、区民センター運営協議会委員というお役目をまだ引き受けています。これはボランティアで働くというより、企画運営するコミュニティー講座に出席できることが楽しく、ボケ防止のためにもと、むしろ自分のために引き受けているようなものです。

今日は、センターだよりの読み合わせ。編集委員が集まりました。10時から1時間ほど。後書きを書く順番が私でした。明日までに書いて渡さなければなりません。配布は来年1月初めですから、干支の「丑(牛)」にちなんででも纏めましょうか。

牛。黙々と鋤を曳いている姿が浮かびます。
地味だけれど確実な歩みです。
我々も、深く考える1年にしてみませんか。

祈 新型コロナウイルスの終息
  オリンピック・パラリンピックの無事開催

こんなところでどうでしょう。


ウシさんが勢ぞろい

2020-11-19 15:59:04 | 区民センター

来年の干支・丑を、木目込みで作るというコミュニティー講座を、火曜日・今日木曜日、各3時間開催しました。牛さんの見本は先日既にお目にかけましたがなかなか可愛い新年の主役です。

コロナ禍最中ですからマスク・アルコール消毒・体温測定・をきちんと守って、机も普通の講義のように並べました。いつもは、4つくらいの島を作って、教えられたり教えたり、にぎやかに人の輪ができるのですが、声も小さめでと言い渡しました。

それでも定員いっぱいの応募者がありました。お家籠りの生活で人恋しさ、何かしたいという欲望があるのか、初めて参加の人が多いのも今年の特徴でした。
リピーターの方も多く、そういう人は、特に難しい所だけ教えれば作業は進みます。初めての方にだけ、基礎の基礎から教えます。桐の木の粉を固めた牛には、切込みが入っています。そこに生地を入れ込んでいくのです。専用のへらで切った布端が外に出ないように押し込むのですが、ほつれてくる糸くずが入りきらず、ぼさぼさになるのが初めての方の特徴です。自分にも経験のあること、コツを教えて、なおダメな時は目をつぶります。
どう見てもいい仕上がりとは思えないものでも、皆さん大満足。来年もやりますか、また応募しますと喜ばれました。

中に男性が二人。お一人は最初から欠かさず来てくださっています。むしろ私たちに変わって講師をしていただければと思うほどの手際のよさです。もう一人の方は今回で4回目だとのこと。今までは女房にプレゼントして喜ばれていましたが、今回は私の年、自分に作りました、とのこと。

委員で講師をしますので、疲れますが、皆さんに喜んでいただけてほっとしました。来年の今頃は寅が勢ぞろいするのですね。

私の年です。私は干支が10体溜まりました。あと寅と兎で十二支が揃います。生きていればですが。


来年の干支・丑と今日の公園

2020-11-09 14:59:02 | 区民センター

金曜日に、区民センター・コミュニティーの委員会が開かれました。コロナが三度勢いを強めてきた気配はするけれど、万全の注意をして実技講座を開くことにしました。
干支の丑を木目込みで作る講座です。17・19日、各3時間の授業です。長く続いた講座で、辰から始まった講座です。初めは資格のある先生に指導をお願いしておりましたが、ご主人が体調を崩されたと、断られてしまいました。他の方を探しましたが、見つからず、もう幾体か作った、委員でやってみようということになりました。私が一番古手の委員ということで、私が講師を勤めます。

講座の日までに、見本を仕上げなければなりません。土・日と頑張りました。下のような牛さんが仕上がりました。近々と見られると不手際が多いのですが、このくらいなら、「牛」には見えるでしょうか。

 

少し冷え込みましたが、いいお天気です。
昨夜、足がつって苦しみましたが、漢方薬のおかげで強い痛みは取れました。今日は休むべきかな?と思いましたけれど、天気に誘われて歩くことにしました。

公園の樹々はだんだんに色づいて、早いものは散ってきました。誰の発案でしょうか、履き寄せた落葉の一部を、周回路に厚く溜めてあります。これが幼児から大人まで、大好評です。ふわふわしたクッションのような感覚と、カサコソとなる落葉の音、匂いに惹きつけられるようです。
今日は幼児とお母さんでしたが、先日は保育園児と男性先生で、蹴散らすやら、投げ上げるやら、夢中な時間を過ごしていました。

私ももちろん、秋を満喫しながら歩きましたよ。

こんな家族にも(?)で会いました。ハヤブサだそうです。澄んだ目ですけれど、さすがに鋭さを持っています。餌も与えられ、自分で獲ることはなく、野生の逞しさは退化しているようです。カラスを恐れるのだそうです。