内痔核の治療は、よほどのことがない限り(肛門科ってすぐ手術なの?参照)、まず軟膏、坐薬を使い、かつ排便コントロールをおこないます。これでまず1週間から2週間様子をみます。これで症状がなくなれば、しばらくは、そのまま薬で維持することも可能です。それでもやっぱり手術しよう、と思われるときが手術(ALTAなども含む)になります。まずは薬による治療がどの程度効果があるのかを実感することが、痔を理解して、つきあって行く上で大切な注意点です。急になったのでなければ、焦りは禁物です。
「以前からあるいぼ痔が悪くなった」と思われている場合でも、大腸癌でないことを確認することは大切です。「正常な肛門の様子」を見ていただければ、肛門の奥の腸の粘膜には感覚がありませんので、小さな大腸癌は症状を出さないことがお分かりでしょう。このポリープなどの症状が、おしりの症状として感じられることがあるのです。以前から痔がある人でも、最近の「変わった症状」には注意が必要です。
「以前からあるいぼ痔が悪くなった」と思われている場合でも、大腸癌でないことを確認することは大切です。「正常な肛門の様子」を見ていただければ、肛門の奥の腸の粘膜には感覚がありませんので、小さな大腸癌は症状を出さないことがお分かりでしょう。このポリープなどの症状が、おしりの症状として感じられることがあるのです。以前から痔がある人でも、最近の「変わった症状」には注意が必要です。