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姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

海王星を撮影しました 岡崎外科 姫路肛門科のブログ

2015-09-06 22:04:59 | 天体観測
2015年9月4日(金)、水瓶座(Aquarius)通過中の海王星(Neptune)を撮影しました。9月1日20時に衝(しょう=太陽の真反対の向きにあること)を迎えて、観測の好機です。ただ海王星は地球から遠すぎるので、明るさは7.8等のままです。上の写真はみずがめ座のおおよその様子です。中の写真はみずがめ座の拡大図です。黄道上のλ(ラムダ)星(73番星)の西にあり、64番星(6.9等)、65番星(7.0等)に近く、無名の7等星の直近に見えます。少しだけ青く見えていますが、写真では分かりにくいですね。分かりにくいので更にトリミングしたのが下の写真です。(2015. 9/4 23:02, Sony A7, Nikon-E 70-210/4, 70mm, f=4.0, ISO 2000, 10sec, ポラリエ追尾, コントラスト調整のみ, 上はノートリミング)

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Mizar A(ミザールA)とMizar Bを分離 岡崎外科 姫路の肛門科のブログ

2015-07-17 22:41:44 | 天体観測
北斗七星の柄杓の手元から2つ目の星は、ミザールとアルコルの二重星で、今年2015年2月28日のブログで写真をお見せしました。このとき分離できていなかったMizar AとMizar Bとが分離した写真をお目にかけます。観察に使用しているVixen BT81s-a(8cm級対空双眼鏡)では二重星に見えますが、望遠レンズでの撮影では分離できていなかったのです。今回双眼鏡の接眼レンズをVixen LVW17mmからバーダープラネタリウム Hyperion17mmに替えて直焦点撮影してみたものです。双眼鏡には複雑にプリズムが入っていますので、本来撮影には適していません。星像も十文字にはなっていますが、ご容赦ください。今回の撮影は6月28日で、前回からほぼ半年経っていますので、ほぼひっくり返った像になっています。写真の上がひしゃくの柄になります。
 1枚目の写真:BT81s-a+Hyperion17mm+A7, ISO6400, 1/5s ミザールA,Bとアルコル、ルートヴィッヒの星の位置関係が分かります。追尾していないのでこの条件でぎりぎり8等星のルートヴィッヒの星が写ります。2月28日は追尾しているのでもっと暗い星まで写っています。
 2枚目の写真:BT81s-a+Hyperion17mm+A7, ISO6400, 1/60s ミザールAとミザールBです。眼視では点像にみえるのですが、写真は難しいのですね。


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三日月と金星とアルデバラン 岡崎外科姫路の肛門科のブログ

2015-04-23 01:44:44 | 天体観測
2015年4月22日は西の空に三日月と金星(Venus)とおうし座の1等星アルデバラン(αTau)が接近して三角形に並びました。アルデバランはおうし座(Taurus)の一番星(α星)で、ヒヤデス星団(Hyades, Mel25)の一部です。ヒヤデス星団は和名で「釣り鐘星」と言われており、西の空では「ひっくり返ったつりがね」に見えます。おうし座のヒヤデス星団とプレアデス星団は冬の星団ですが、春のこの時期になると夜も早いうちに西の空に沈んでしまいます。(2015/4/22 19:37:59 D600 24-85/3.5-4.5G 40mm f4.2 5s ISO250 ポラリエ追尾 トリミングのみ 画像処理なし)

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木星とかに座の散開星団M44(プレセぺ) 岡崎外科 姫路の肛門科のブログ

2015-04-16 01:41:03 | 天体観測
2015年4月11日の木星とM44(かに座の散開星団=プレセぺ星団=NGC2632)の写真です。現在木星はかに座にあり、プレセぺ星団とのツーショットを撮ることができます。写真の左上の明るい星が木星(-2.3等級)で、すぐ脇に木星の衛星が見えています。写真の右下の星の集まりがM44です。星数75で、510光年地球から離れています。今回は星の色はあまりよく分かりませんね。ちょっと見た目で空の状態がよさそうな時でも、倍率を上げてみると全然だめな日があります。PM2.5の影響でしょうか?(2015.4/11, 21:11'10'', Sony A7 Nikon E70-210/4, 210mm, f5.6, 5sec, ISO 6400, ポラリエ追尾, トリミング)

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ミザールとアルコル (Mizar A, B and Alcor) 岡崎外科のブログ

2015-02-28 01:18:01 | 天体観測
2015年2月19日のミザールとアルコルの写真です。おおぐま座、北斗七星の柄杓の手元から2つ目の星は、肉眼ではわずかに離れた二つの星からなっています。写真の明るい星が「ミザール」Mizar: ζ UMaで2等星、左下の次に明るい星が「アルコル」Alcor: 80 UMaで4等星です。ミザールとアルコルの間の右下の星にも名前があります。「ルートヴィッヒの星」Sidus Ludovicianaで8等星。8等星になると手元の星図には載っていません。ミザール自身もまた二重星で、Mizar AとMizar Bからなります。写真では分離できていませんが、星像が右下にややふくらんでいる様に見えています。(2015/02/19 22:33:43 A7 NikonE70-210/4 f5.6 5s ISO800 ポラリエ追尾 トリミング) レンズが古く星像がにじんでいます。色もにじむのでM41では却って色がきれいに見えたようでもあります。
 ミザールといえば日野金属産業という会社の望遠鏡のブランドでもありました(現在もありますが!)。40年以上前にニューアポロという68mm f=1000mmの屈折望遠鏡を使っていました。懐かしいですね。


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おおいぬ座の散開星団M41(NGC2287) 岡崎外科 姫路肛門科のブログ

2015-02-21 01:03:45 | 天体観測
久しぶりに空の透明度が高く、像のゆらぎのない夜でしたので、おおいぬ座M41を撮影してみました。M41(NGC2287)は冬の見やすい散開星団です。おおいぬ座のシリウス(α CMa)の南約4度にあります。青く散らばった星々の中に明るい赤い星が目立ちます。高度が低いので手持ちの双眼鏡でも見やすいですが、都会では光害の影響が大きいです。星の数はやや捉えきれていないものの、今日は星の色がとても良く再現できました。(2015/2/20 22:17:49 A7 Nikon E70-210/4 f5.6 10sec ISO400 追尾 トリミング)

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天文年鑑も引き継ぎです 岡崎外科 姫路の肛門科のブログ

2014-12-28 01:55:20 | 天体観測
今年一年お世話になった天文年鑑2014。明後日からは2015年版にお世話になります。天体観測で今年の一番は、10月8日の皆既月食でしょう。大接近した衝の天王星の美しい色をおみせすることができました。残念なのは、ふたご座流星群でしょう。肉眼観察で1時間に10個の流星を確認できましたが、残念ながらカメラでは捉えることができませんでした。昨年は写真でもお目にかけることができましたので、今年はちょっと残念な結果です。天体写真はやはり難しいですね。
 年始は1月5日(月)午前9時から診療を開始いたします。


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皆既月食と天王星 分かりやすくしました 姫路岡崎外科肛門科のブログです

2014-10-10 11:25:59 | 天体観測
2104年10月8日は絶好のコンディションの皆既月食でした。ご覧になった方も多かったでしょうね。この日は天王星が「衝(しょう)」を迎え、地球に最も近い絶好の観測日和でした。皆既の直前から観測しました。魚座の中で見つけにくかった天王星が、暗く赤くなった月と並びました。月が暗くなったおかげで一枚の写真の中に、赤銅色の月と青い天王星(5.7等)を一緒にとらえることができました。写真は皆既月食中(ほぼ食最大時)の月と右(西)側が天王星です。ブログの写真では青いのは分かりませんね。(19:58' 18" SonyA7 Nikon E70-210/4, 210mm, f5.6 1.0sec ISO400, 月追尾, トリミング, 画像処理なし)

小さいコンピュータやスマホのモニターでは天王星が見えないと言われるかたがあり、画像を少々大きくして、天王星の場所に印をつけて、文字は天王星の色からピックアップした色にしてみました。


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皆既月食と天王星 姫路岡崎外科のブログ

2014-10-09 00:25:09 | 天体観測
2104年10月8日は絶好のコンディションの皆既月食でした。ご覧になった方も多かったでしょうね。この日は天王星が「衝(しょう)」を迎え、地球に最も近い絶好の観測日和でした。皆既の直前から観測しました。魚座の中で見つけにくかった天王星が、暗く赤くなった月と並びました。月が暗くなったおかげで一枚の写真の中に、赤銅色の月と青い天王星(5.7等)を一緒にとらえることができました。写真は皆既月食中(ほぼ食最大時)の月と右(西)側が天王星です。ブログの写真では青いのは分かりませんね。(19:58' 18" SonyA7 Nikon E70-210/4, 210mm, f5.6 1.0sec ISO400, 月追尾, トリミング, 画像処理なし)

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中秋の名月と1日前 岡崎外科 姫路の肛門科のブログ

2014-09-09 13:19:10 | 天体観測
昨日9月8日は、2014年の「中秋の名月」でした。姫路城では観月会も開かれ、周辺は大変な人出でした。お天気もよくご覧になったかたも多いのではないでしょうか。実は今年の名月は満月ではありません。本日9月9日が満月になります。国立天文台のサイトによりますと、「中秋の名月は、新月を含む日から数えて15日目、満月は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間」とのことです。それはそうですね、小学校では「見ている間に月の形は変わらない」と習いましたが、実際は満月前はどんどんふくらんで行くし、満月後はどんどん小さくなって行ってます。天体観測的には実は「満月はつまらない」のであります。月面観測の面白さは、月の欠けている境界のあたりで、クレーターや谷に光の当たっているところと当たっていないところがよく見えますから、満月では意外に面白くないものなのです。おまけに月明かりで星空自体が明るくなってしまいます。昨夜などは満月の明かりでアンドロメダ大星雲(M31)までぼんやりとなっていましたからね。でも幸い今年の名月は満月にあらず、左下のほうは月面の凹凸がみえていますね。(2014.9/8 21:36 BT81s-a, LVW17mm, LF1, ISO80, F4.5, 1/200)下の写真はその24時間前の写真。24時間でこんなに変わっちゃうのです。(2014.9/7 21:50 BT81s-a, LVW17mm, LF1, ISO80, F4.5, 1/200)

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