ここまで懇切丁寧な案内をしてくれたボランティア・ガイドさんと別れ、タクシーで宿へ。
広い温泉、食べ放題の夕食・朝食で満腹になれました。コスト・パフォーマンス抜群です。
焼き物に感化された（？）せいか、宿の売店で、「銀の釉薬を使った地元産ですよ」とお墨つきのマグカップを購入。
２日目は、数時間だけの自由時間がとれたので、オプションで温泉から金沢往復バスを利用して、金沢とんぼ帰り。
半日もないので、歴史家の幹事さんの段取りに下駄をあずけて、ご選定の鈴木大拙館に案内してもらうことにしました。
『日本的霊性』は研究会（読書会）でとりあげて批評しあったことがあるので、鈴木大拙の言説がどんな建築空間に表現されているか？が関心ポイント。
期待を裏切らない静謐な空間でした。
お気に入りの金沢21世紀美術館は、今回は帰りのバスに「駆け込み乗車」気味のタイトなスケジュールだったため、素通りせざるをえませんでした。残念！
夜中の雪がどうなっているか、裏庭を「点検」してきました。
首都圏が大雪警報で麻痺しているころ、山あいの新神戸駅は小雨模様。やっと布引貯水池あたりから残雪が見えてきた程度。
気温３℃は山登りには汗をかく暖かさです。
体長１ｍほどの鍋の具（笑）が２頭。１分ほどお見合いしていると、そそくさと立ち去ってくれました。仲良くやりましょう。わたしゃボタン鍋は食べません。
３時半に森林植物園にチェック・イン。
登山道が工事中で迂回させられ、いつもより15分オーバーの行程となったのでした。
中央の長谷池あたりで積雪は10cmそこそこです。
水墨画といえばいいのか、雪木画といえばいいのか…
見かけた来園客は、出てくる一人とすれちがったきりで、静かすぎる開園休業状態でした。
