◆さあ、いったん、平内駅ともお別れです。 ホームに降り立ったとき、ここは、わたしにとって異空間でしたが、おもしろいもので、ま、これが無人駅の旅の魅力でもあるのですが、やはり、去りがたく、去りがたく……、やってきた上り八戸行の列車に乗り、運転席から「出発、進行!」という声が聞こえたりすると、グッと、さびしさがこみあげてきます。 ◆前方は、角の浜駅方向です。 一直線の上り勾配。 左側の道に種市高生の姿が見えます。 急いでいないようですし、「あ、列車が出てしまった」という顔もしていませんので、この列車が、角の浜駅の次の階上駅に着いたとき、同時に発車する、下り久慈行に乗るつもりなのでしょう。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆駅というのは、(もちろん、無人駅もそうですが)どこから来て、どこへ行くか……の途中にあります。 行き止まり駅も、行き止まりの先があるから、大きな意味では、やはり途中です。 この「どこから来るか?」と、プラットホームに立ち、手をかざすようにして、列車の来る方向を見たときの「風景」、あるいは、「どこへ行くのか?」と、列車の去って行く方向を見たときの「風景」、この「風景」が駅の個性です。 ま、わたしの場合は、その無人駅の個性なのだ……と、言いたいわけです(^_^)v。 ◆上の画像は、平内駅から種市駅方向の風景です。 これが平内駅の個性です。 ネコに会えるのも、平内駅の個性です(^_^)v。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆きょうもJR八戸線・平内駅のネコです。 ◆ネコ以外の平内駅の話をひとつ。 ◆ひょっとしたら覚えていらっしゃる方もあるかもしれませんが、以前、例として、「JR八戸線の旅の目的」を、いくつか列挙したことがあります。 そのうちの1つに、「夜、平内駅のホームに立ち、角の浜駅方向から下ってくる列車を眺める」というのがありました。 ◆これは、どういうことかというと、角の浜駅・平内駅間は、八戸線で唯一の直線区間です。 互いの駅が見通せます。 ですから、夜だと、ある一定時間、遠くから近づいてくるキハの明かりが見えつづけるのです。 ま、銀河鉄道999の世界ですよ。 ◆わたしは、角の浜駅のプラットホームで、平内駅から、上り勾配をユルユルあがってくるキハの明かりを見て、大感激しました。 しかし、逆に、角の浜駅から、ユルユルとくだってくるキハの明かりは見たことがありません。 わたしの予想では、こちらのほうが……と思っているのですけれど……。 でも、実際に行動するとなると、時間的に、これが結構、たいへん。 JR八戸線で、八戸駅を17:06→18:04平内駅到着。 ここで、次の八戸駅発18:13発→19:09角の浜駅着の列車を待ち、19:10→19:12、2分間の銀河鉄道999の世界を体験し、今度は、20:12久慈発→21:04平内着の列車に乗って、22:01八戸着。 「鉄路で無人駅に」を絶対条件にしているわたしには、この方法しかないのです。 夏場は、日暮れが遅いのでムリかもしれませんから、3月、4月、5月あたりがチャンスですね。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆JR八戸線・平内駅のネコを特集します。(2) 平内駅のネコの画像がなくなるまで、平内駅ネコ特集をつづけます。 画像480×360をクリックすると、大きな画像800×600になります。 ◆何か貰えるかも?と、わたしのそばにやってきました。 ホンマ、ネコも(……わたしは犬好き^^;)かわいいですね(*^_^*)。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆R八戸線・平内駅のネコを特集します。 画像をクリックすると、大きな画像になります。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆「究極の無人駅」の条件を3つ提示。
第1の条件「駅前に広場がない」こと。 第2の条件「駅に至る道が有用性の形式・構図からド外れている」こと。 第3の条件「魂を震わせるなにかがある」こと。 加えて、無人駅を訪れる側、すなわち、わたしの条件。 (1)無人駅への往路か復路のどちらかが必ず鉄路であること。 自動車や自転車で無人駅に直行し、そのままさっさと舞い戻るのは不可。 往路か復路かどちらか……というのは、片方がバスとか知人の自家用車とかを想定しています。 折りたたみ自転車を列車に乗せて、たとえば角の浜駅で下車し、そこから折りたたみ自転車で平内駅を訪れるというのはOKです。 ここに秘境駅の基準が提示されています。 わたしの「条件」とも重なり合う部分がありますので、コピーしてみます。 ◆その「秘境駅の基準」
★秘境度=周囲が断崖絶壁、深い山林、荒涼とした原野。人家が無い(少ない)。 ★雰囲気=駅舎や待合室が古くてボロイ、そして周囲に廃屋や廃牧場がある。 ★列車到達難易度=列車本数が少ない。 ★車到達難易度=駅までの道が、歩道も無い、あるいは歩道のみ。車やバイクでの訪問が困難。 ◆そして、うれしいことに「一流の秘境駅」ベスト50に、八戸線から2駅も選ばれています。 そのうちの1つ、有家駅について、管理者は次のようにコメントしています。
「人家3軒 / 国道45号からは遠い / 太平洋をダイナミックに眺望 / 締め切り可の綺麗な待合室 / 潮騒の音が静かに鳴り響く」 ◆せっかくですから、わたしの先日の有家駅コメントもコピーしておきます。 ☆霧雨にけぶる有家駅=(陸中中野駅に向かって)海沿いに遠ざかっていく列車の前方に、人生の夜の終わりを告げる朝の光を感じます。 これは、有家駅のプラットホームに降り立ち、ここまで自分を乗せてきた気動車が、ボーッボーッと煙をあげ、暗い海を抱く弓なりの海岸線に消えていくのを眺めたときの感慨です。 ◆ただし、わたしは前にも述べましたように「秘境駅」というくくりには賛成できません。 わたしにとっては、聖地ですから。 ◆画像は、有家駅。キハは次の陸中中野駅に向かっています。 画像はクリックすると、大きくなります。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆前回、「究極の無人駅」の条件を3つ提示しました。 きっと、なにを勝手なことを言うてんねんヾ(●ε●)ノ”!と、笑っていらっしゃる方もあるかもしれませんね。 念のために、ここにくりかえします^^;^^;。 第1の条件「駅前に広場がない」こと。 第2の条件「駅に至る道が有用性の形式・構図からド外れている」こと。 第3の条件「魂を震わせるなにかがある」こと。 ◆きょうは、これに加えて、無人駅側の条件ではなく、無人駅を訪れる側、すなわち、わたしの条件について、短く書きます。 お断りしておきますが、あくまでも、わたしのための「条件」です。 1つだけです。 (1)無人駅への往路か復路のどちらかが必ず鉄路であること。 自動車や自転車で無人駅に直行し、そのままさっさと舞い戻るのは不可。 往路か復路かどちらか……というのは、片方がバスとか知人の自家用車とかを想定しています。 折りたたみ自転車を列車に乗せて、たとえば角の浜駅で下車し、そこから折りたたみ自転車で平内駅を訪れるというのはOKです。 ◆きょうは、ブラリとJR八戸線の平内駅にやってきました。 ほんとうにブラリと……です。 きょうは、ちょっと落ちこんでいます。 人生、山あり、谷あり……、晴れたり曇ったり、ま、いろいろやね……。 平内駅にやってきた理由を、強いてあげるなら、2つあります。 (1)季節の、それほどいいとはいえない、春のはじめというより、冬の終わりの平内駅を見たいと思ったからです。 (2)それから、ずっと以前は、駅舎周辺にたくさんのネコがいました。 でも、近くの商店が閉店してからは見かけなくなりました。 ところが、先日、仕事で種市高校の先生にあったとき、ネコの話をしたら、「店は閉店しましたが、ネコはいます、います」という話だったので、ネコの頭でもなでよう……とやってきたのです(*^_^*)。 ◆駅の出口&入口です。 ◆左が駅舎、前方が角の浜駅方向です。 いつかも紹介したように、一直線の上り勾配です。 ◆駅舎の中です。 ブロックでできていて、3匹の子ブタの3匹目が建てたレンガの家のようですね(*^_^*)。 ◆こちらは種市駅方向です。急な下り勾配に鳴っています。 ここで、こうやって、「踏切の向こうから、どんな感じで列車が現れるのだろう……」と待っているときは、結構、ワクワクしますよ。 ◆ところで、ネコは、あちこち探してみましたが、見つけることはできませんでした。 めんどうを見てくれる種市高校生の登下校に合わせて出没するのかもしれません。 このネコの画像は、2003年のものです。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆金浜駅は、森の中にあって、列車は、森の底を疾駆し、人々はこの階段を使って、森の底に降りていくという構造になっています。 ◆第3の条件「魂を震わせるなにかがある」こと。 「なにか」って何じゃ!……と叱られそうですねm(_ _)m。 この「なにか」も感性ですから、ことばでは、なかなか、うまく説明できません。 当然、人によって異なります。 また、同じわたしでも、その時々によって異なるということもあります。 わたしは無人駅にいるとき、原則として何もしません。 ひとりごとも、嘆息もしません。 居眠りもしません。 雲や空は見えるが、それは「見える」だけで、自分から眺めているわけではありません。 完璧に無為。 この完璧に無為のときに「なにか」が不意に向こう側からやってきます。 これまで、向こうからやってきた「なにか」の例を、2つあげます。 ☆霧雨にけぶる有家駅=(陸中中野駅に向かって)海沿いに遠ざかっていく列車の前方に、人生の夜の終わりを告げる朝の光を感じます。 ☆晴天で微風の金浜駅(季節は晩春~盛夏)=金浜駅は森の中にあります。 微風に反応して微振動する森。 この森に包まれながら、プラットホームに立っていると、頭のてっぺんが、森の木々の上の、無窮の青と接続します。 この第3の条件で、大久喜、大蛇、玉川が落選。 ◆3つの条件をすべてクリアーした無人駅は、白銀、陸奥白浜、金 浜、角の浜、平内、有家。 ◆金浜駅は、森の中にありますが、駅名の通り、海にも近い場所です。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆春の兆しを感じる金浜駅。 ◆究極の無人駅の、第2の条件は「駅に至る道が有用性の形式・構図からド外れている」こと。 (好き勝手なことをいうようですが、これも「感性」ですから、許してください。) 要するに、究極の無人駅というのは、だれでもが、特に旅行者などが、ずく「ああ、ここが駅だ」とわかるものではなく、その土地の人にしか駅の場所がわからない……ということです。 これは微妙です。 わたしの感覚では、長苗代駅は、わかり過ぎ^^;^^;。 う~ん、小中野駅も、わかり過ぎ^^;^^;。 ということで、第2の条件で、長苗代駅、小中野駅が落選。(つづく) にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆木々の枝々の先端部分に春の兆しを感じる、森の中の無人駅、金浜駅に存在しています。 ◆究極の無人駅の条件のつづきです。 まず「駅前に広場がない」こと。(←「感性」ですから、理由の説明はカットします。というか、ヘンに理由を書くと、相当、反感をもたれそうなのでm(_ _)m。ホンマ、スンマヘン。ここは、サラッと流します^^;。) たとえばJR八戸線で、この条件に合致するのは、 ・長苗代 ・小中野 ・白銀 ・陸奥白浜 ・大久喜 ・金浜 ・大蛇 ・角の浜 ・平内 ・玉川 ・有家。 こうして並べると、究極の無人駅の条件の№1に「駅前に広場がない」を挙げる理由を、ひょっとしたらご理解いただけるかもしれませんね。(つづく) にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆またまた金浜駅にやってきました。 金浜駅を取り囲む枝々の先端に、既に「春」を感じます。 ◆前回、鮫駅を訪れたとき、鮫駅というのは、一歩、踏み込むだけで、堅固に拘束している現実の枠組みが溶解し、過去・現在・未来の時間軸(垂直軸)上に解放してくれる……というような話をしました。 そして、八戸線で、他にこういう駅はないか?ということで、(たくさんあるのですが、主な駅として)白銀駅、陸奥白浜駅、金浜駅、角の浜駅、陸中八木駅、有家駅……を挙げました。 ◆さて、きょうは、この「現実の枠組みを溶解し、過去・現在・未来の時間軸上に解放してくれる」という要素と関連させながら、無人駅に限定して、JR八戸線の話をすることにします。 わたしは、JR八戸線の無人駅に下車して、プラットホームにこの身を「存在」させることが趣味です。 ですから、八戸線の無人駅は、どの駅も大好きです。 ◆ただ、ま、「究極の無人駅」となると、この「現実の枠組みを溶解し、過去・現在・未来の時間軸上に解放してくれる」という要素にプラスして、やはり、他にいくつか条件があります。 粗く、(1)(2)(3)と、3つあります。 この「条件」は、理屈ではありません。 単にわたしの感性です。 いい加減なことをいうことになると思いますが、許してください。(つづく) にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
◆石田屋旅館から飲食店が並ぶ路地へ。 ひとみ……思い出……月見草……こういう看板が並ぶ路地から路地を歩いているうちに、古いヤツ!……と笑われるかもしれませんが、「♪長い旅路の航海終えて/船が港に泊まる夜/海の苦労をグラスの酒に~♪」という懐かしい懐かしいひばりの歌が口をついて出てきましたよ^^;^^;^^;。 ◆ずっと以前、バスの車内ポスターか何かで「鮫は最終の町」というフレーズを目にしたことがあります。 これが鮫の人々の共有感覚かどうかはわかりませんが、わたしは鮫町に対しては、それをもう一歩進めた、「最終の町」の向こうの町という感覚を持っています。 すなわち、陸奥湊駅→白銀駅と鮫駅の間には「国境」のような壁があって、鮫町というのは、その壁の向こうで、風格&プライドをもち、独立国然としています。 わたしにとっては、これが鮫町の魅力です。 ◆今回の鮫駅の旅は、これで終わります。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |