柴原選手トークショー その２

続きは子ども達からの質問でした！

子どもの質問って大人では聞けないこと、考えもしないことが出てきて結構面白いんですよね～

では！！


練習の中で一番きついことは何ですか？

『ランニングが嫌いなんですよね。長く走るのが嫌いなんですよね。いまだにつらいですけど、いまだにそれが一番大事な種目かなと思いますね。
苦手なことが一番大事だということは感じますね』
　　　　　深い！！！！

目が悪い選手はどうしてるんですか？

『僕は勉強しなかったから目は良いですね～
目が悪くてもコンタクトとか眼鏡とかで大丈夫ですよ。勉強しなくなったら目が良くなるかも（爆）
こう言ったらお父さんお母さんに怒られますね～（笑）』
　だから～これはＰＴＡ主催だって～～



北九州市民球場の試合は好きですか？　　爆笑の質問！！
　　　　　　　　　
『好きなんですけどね～失敗はできないなと思いますね～（笑）
凄い嬉しいですけど～活躍するといいんですけど～
ライトスタンドから良いことやら厳しい言葉やら～
失敗したら申し訳ないって気持ちですよね～
市民球場、フェンスが低いじゃないですか。ヤフーだったらあんまり聞こえないんですけど、狭いし近いし金網だし。
ず～っと毎回名前呼ばれても後ろ向けないんですよね～こっちは仕事してるし～応えたいんですけど応えられない、申し訳ないっていう気持ちですよね。
静かに見守ってほしいですね。』
　　　すみません～～でも市民球場のファンにとって柴ちゃんは特別なのよ～

センターで上手になるポイント

『外野でも内野でもそうなんですけど、常に球の落下地点に早く行ける練習をすることですね。
ある程度のことを練習で体に覚えこませて、どこにボールが落ちるっていうのを想定してそこまで必死に走るっていうのが大事。
今でもまだまだ。若い奴にでも負けてる部分凄い多いと思うんで。もっとうまくなれるんじゃないかと常に思いますね。
だから若い奴らと一緒に練習するしバッティングもするし盗塁もするし。』

高校の時柴原ネットっていうのがあったんと聞いたんですけどホントですか？

『そう言われてますね。高校の時、ホームからライト方向に打つと９０何メーターかなんですね。
それを越えると都市高速があるんですね。だからもうそれを立てないと危ないと。今はそれを越える奴はそういないと。
自慢じゃないけど良く越えてましたね。』
　　　　　　出勤途中に見ますが確かにネットあります！！

試合の時は緊張しますか？

『１打席目は常に緊張しますね。やっぱりそれだけ緊張感を持ってプレーできてるってことかなって思いますね。
やる気がなかったりどうでもいいって思ってたら緊張感ってないと思うんですよね。
だから毎回１打席目はドキドキしますね。
１打席目ヒットを打つと２本３本という確率は高いと思いますね。
１打席目が出ないとちょっと焦る気持ちっていうのはありますが、それを冷静に何とかしていこうと心がけてるんですけど。
前の打席のどういう球でヒット打ったか打ちとられたかを生かしていきますし。
前のことを引きずらないっていうのも最近の心がけですね。
ヒット打ってる時は良いんですけど、１打席２打席当たらないときは次は新しい気持ちを持ってやるとまた新鮮な気持ちで打席に立てるかなと。僕はそう思ってますね。』



質問に詰まった子に・・・『変なことは言うなよ』

試合や練習の時に一番大事なことは何ですか？

『大事なことは基本的なこと。まずしっかりキャッチボールでもティーバッティングでも守備でも、しっかり捕ること、良い走りをすること、基本的なことからしっかりやりますよね。
プロ野球選手でも基本が大事なのを感じます。これがやれるから今日は次のこれをやろうではなくて、まずは基本的な動作からやりますね。
基本はしっかりやってほしいですね。』
　　　　　基本が大事っていうのをしっかり子ども達に伝えてましたよ～

チャンスで三振してしまった時どんな気持ちですか？　　爆！！　子どもならではの質問ですよね～
　　　　　　　　　
『しょっちゅうありますね（笑）すんごい悔しいですよ。もうどっかに当たりたいくらい凄い悔しいですね。
それだけ僕も準備して打席に入ってるんで、それで打ち取られたっていうのはすごい悔しいですね。
だからそれがあるからチャンスで打てた時に喜びもあるのかもしれないし、その喜びを感じようと思って僕は練習してますね。
前に打ったイメージも頭に入ってますし～それを多くヒット打ちたいんですけどね。
ただ打撃というのは７割が失敗なんで、そう考えると仕方ないと思いますけど、でもチャンスで打ち取られると泣きたいくらいありますね～
凹みますけどね～凄く。でもそれが大事だと思いますよ。』

小学生の頃はソフトと軟式どちらをやってましたか？

『小学校３年生の時に町内のソフトボールがあってそれに出たくらい。小学校４年生から軟式のチームに入った。
小学校１年の時から親父とキャッチボールはしてましたね。親父はピッチャーにならせたいために、右から左に僕を変えましたね。
他は全部右だけど、投げることだけ左ですね。
今考えると右投げ左打ちの方が良かったですね。ピッチャーもやりたかったんですけどすっごい僕ショートがやりたかったんで。
ショートって華じゃないですか、外野でノホ～ンとしてるよりもショートとかサードとかでカッコ良く動きたかったんですけど。
まあ親父が好きで変えたんで仕方ないですけど、勝手に変えやがってって（笑）』
　　　　　お父さん話は初めて聞きました～

野球をしてきた中で一番楽しかったことは何ですか？

『プロに入ってからなんですけど優勝したことですね。１９９９年ですけど。
少し試合も出してもらっての優勝だったで』

あと何年野球しますか？　　これも大爆笑！！！



『う～～ん！僕の気持ちでは５０歳までやりたいし死ぬまでやりたいんですけどね～僕が決めることではないんでね～
でも４０歳まではやりたいですね。やっぱり周りから歳のことを言われるんですけど、歳をとってるっていう感覚はないんですよね。
周りがそう言われるだけど、選手たちはまだまだ体も若いですし、やる気もありますんでね～
１年１年が大事だと思ってやってます。
（昔は複数年契約を断った）あの時は若かったですし、何か違ったものを思ってたんでしょうね。
まあでも今はチームとして評価してくれてるっていうのも感じたんで、球団の要望もあってそれに対して僕は分かりましたっていうので。』

高校の時素振りは毎日何回してましたか？

『ん～～？？？ティーバッティングも見えなくなるまでやってたし、そのあと帰って素振りしてたし。大学の時もそうですけど、寝る直前まで素振りしてましたね。
でも５０回でも１００回でも良いけどより集中してやってもらいたいですね。
ダラダラやるのは何百回でもできるんですよ。
でも真ん中の球を想定してとかインコースとかアウトコースとか想定してそこをしっかり振る。その１０スウィングずつとか大事だと思いますね。
これをＨＲを打つとか強い打球を打つとか、そういう気持ちで素振りを短い時間でもしっかりやってほしいですね。
何百回やっても気持ちがなければ全然実にならないんで、常に意識を持って素振りをしてほしいですね』
　　　　　練習に関しては本当に自信を持って言ってましたね～カッコ良かった！！

最後の質問です！

好きな食べ物は何ですか？　　　爆！最後がこの質問とは～～筋書き通りか！？

『やっぱり元気の源は焼き肉でしょう！！（爆）
若い奴らを連れて焼き肉とか、試合終わって開いてるお店屋さんは焼き肉屋さんとかしかないんですよね～』

松坂投手の球はどうですか？

『今まで見た中で一番すごい投手だと思いますね。球は速いし、変化球のキレは抜群だし。
コントロールはそこまで良くないんですけど、逆にコントロールが良ければ絞り球を絞れるんですけど、甘いとこにも来るけど、ホント何かクソクソのとこにも来るし、それでも最後は力入れたりすると凄いんですよね。
やっぱり速い球って有利なんだなって。岩隈もダルビッシュもそうですけど、やっぱり速い球っていうのが凄い大事なんだなって思いますね。
僕もそれで高校の時に挫折したんですけど（笑）でもバッターとして良かったなと思いますけど。
でも松坂はメジャーとしてもあれだけ勝てるんで、まあチョコチョコたまに打たしてもらってたんで有難かったですけど』



お立ち台に上がった時に北九州の子だけに分かるサインをお願いしたい。

『北九州弁！？きさ～ん！とかですか？　きさ～ん　くらすぞ！？』（爆）
　　　　　「きさ～ん　くらすぞ」というのは「おまえ殴るぞ」という意味です・・・コラコラ・・・柄悪くてすみません！

『考えときます。１回目の時に。何回も立てないんで（笑）』
覚えてて何かやってね～～



さて、ミニ野球教室では・・・

バッティングや～～



キャッチボールも！







小学校６年生で１７９センチ位の子が出てきて、柴ちゃん羨ましがってました（笑！



最後に花束を抱えてご挨拶！

中々楽しくためになるトークショーでした！！

良いお話をありがと！柴ちゃん！


北九の☆として頑張ってね～～頼んだよ！！


ここまで読んでいただいて、ありがとうございま～す！！

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