いきなり衝撃的なタイトルですが
今日の福祉大会の分科会のテーマがこれでした。
このことについて同じ分科会の班にみえた民生委員さんや里親をされてみえる方、障がい者授産施設で勤務されている方、耳が聞こえない方などなど、
いろんな方との意見交換がありました。
内容はとても深い話で、それぞれの立場で経験した問題などのお話を聞かせていただきました。
私は手話通訳だったので自分の意見は述べず、ひたすら通訳~
午後からは講演会。
フランスで生活をされたみえた先生で、今社会で実際起こっている問題などを挙げて
お話をされました。
フランスでは婚姻届を出す夫婦があまりいないそうです。
子ども10人いたら、そのうちの6人は親が結婚していないとのこと。
円満離婚したときにでも裁判になるケースがほとんどで
1年は裁判が必要になり、お互いに弁護士をたてるわけですが、
弁護士に支払うお金などの事もあったり、時間がかかるという事から、
だったら最初から結婚という形をとらないでおこうという人が増えているそうです。
婚姻届とは別に同棲届けみたいなものがあって、それを届け出されるそうです。
もしお互い別れる事になったとしても、結婚していないのですから、離婚にはなりません。
裁判にもなりません。
そうゆう家族のあり方をとっている家庭(家庭といっていいのか語弊があるかわかりませんが)が多いそうです。
先生のお子さんは4人みえて、子どもさんの友達が遊びに来たときに
「いいな~お父さんがいつも同じで。うちはね、前のお父さんはとっても怖かった。前の前のお父さんは優しかったんだけど
その前の、前の、前のお父さんは・・・」
お父さんが何回も変わるのでいつも同じ変わらないお父さんで羨ましがられたという話もありました。
また先生は日本にいるときに子どもさんがなかなか授からなかったのですが、
フランスに引越したとき、子どもさんが授かったそうです。
そのお子さんがダウン症である事がわかり、
周りから
「普通の子どもでも海外での生活は大変なのだから、ダウン症のお子さんを育てるために日本に帰ったほうがいい」
そう勧められたそうです。
でも、先生ご夫婦は日本にいて授からなかった子どもがフランスで授かったのだから
きっとフランスにいる意味がある!
そう思われてずっとフランスで生活されてみえたそうです。
またあるとき、子どもがダウン症である事をしったある友人から
「おめでとう!」
といわれた事があり、なんでおめでとうなんだろう?と不可解なお気持ちになったそうです。
「子どもは神様からの授かりもの。もし、自分が神様だとしたら、ダウン症の赤ちゃんが生まれたら
どんな人に育ててもらいたいと思うか?
心優しい人に育ててもらいたいと思うよね。
あなたたちは神様から選ばれたんだよ」
そんな話を聞かせられたというお話もありました。
結論は出ませんでした。
というか、結論を出す結果を出す事が目的ではなく、
色んな話をする、そして講演会でそのヒントが見つかればいいかな~
みたいな感じでしたね。
久しぶりに慣れない通訳でどっと疲れが出ましたが
手話通訳をする事で、耳の聞こえない人が生活しているという周りへの啓発になればうれしいなという気持ちです。
耳が聞こえない障がいは目で見てわからない障がいなので
近所に耳が聞こえない人が生活している事もわかりません。
また個人情報、プライバシーがあり、なかなか民生委員も
障がいを持っている方がどこにいて、どんな悩みを持っているかもわからないそうです。
独居老人のみの情報しかもらっていないので
もし今後災害が起こったとき、耳が聞こえない人が逃げ遅れたりする事も多いかと思います。
近所付き合いの大切さもお話に出ました。
いろんな方面からの問題を聞き、
たくさんありすぎてどこから始めたらいいのか、訳がわからなくなりそうですが
自分が出来る部分で小さい事から続けていけたらな~と思います。
まさか自分に質問がくるとは思わず・・・
最後にある方がどうしても聞きたいとの事。
「なんで手話通訳をしようと思ったのですか。そのきっかけは?」
その答えに正直に答えてしまいました。
「不純なきっかけなんですけど・・・
結婚してすぐ子どもが授かって同居していたおじいちゃん、おばあちゃんの世話をしながら子どもと家にいるだけの生活で
うつになりまして・・・
子どもが保育園に行くときに、家から出て社会参加をしたいと思うようになり、
遊びじゃあ出れないから福祉関係の勉強でもしたら家族から了解が出るかと思い、
手話をたまたま選びました。
その時はうれしそうに私が外出しているので家族はあまり良い顔をしなかったのですが
最近はこうやって手話通訳をさせていただく事で、嫁は遊んでいたのではない!という証明になり、
ありがたいです。」
ほんとに動機は不純ですが、ちゃんと今日まで継続している事に意義があるな~と自分で褒めてます(笑)
腕はなかなか上がりませんが(下がってる感じもあります)
コツコツと自分の信念を持って進む事で、今日があるな~って思います。
さて、通訳が終わったから今度はイオン扶桑店のコンサートに向けてがんばりまーす!
今日の福祉大会の分科会のテーマがこれでした。
このことについて同じ分科会の班にみえた民生委員さんや里親をされてみえる方、障がい者授産施設で勤務されている方、耳が聞こえない方などなど、
いろんな方との意見交換がありました。
内容はとても深い話で、それぞれの立場で経験した問題などのお話を聞かせていただきました。
私は手話通訳だったので自分の意見は述べず、ひたすら通訳~
午後からは講演会。
フランスで生活をされたみえた先生で、今社会で実際起こっている問題などを挙げて
お話をされました。
フランスでは婚姻届を出す夫婦があまりいないそうです。
子ども10人いたら、そのうちの6人は親が結婚していないとのこと。
円満離婚したときにでも裁判になるケースがほとんどで
1年は裁判が必要になり、お互いに弁護士をたてるわけですが、
弁護士に支払うお金などの事もあったり、時間がかかるという事から、
だったら最初から結婚という形をとらないでおこうという人が増えているそうです。
婚姻届とは別に同棲届けみたいなものがあって、それを届け出されるそうです。
もしお互い別れる事になったとしても、結婚していないのですから、離婚にはなりません。
裁判にもなりません。
そうゆう家族のあり方をとっている家庭(家庭といっていいのか語弊があるかわかりませんが)が多いそうです。
先生のお子さんは4人みえて、子どもさんの友達が遊びに来たときに
「いいな~お父さんがいつも同じで。うちはね、前のお父さんはとっても怖かった。前の前のお父さんは優しかったんだけど
その前の、前の、前のお父さんは・・・」
お父さんが何回も変わるのでいつも同じ変わらないお父さんで羨ましがられたという話もありました。
また先生は日本にいるときに子どもさんがなかなか授からなかったのですが、
フランスに引越したとき、子どもさんが授かったそうです。
そのお子さんがダウン症である事がわかり、
周りから
「普通の子どもでも海外での生活は大変なのだから、ダウン症のお子さんを育てるために日本に帰ったほうがいい」
そう勧められたそうです。
でも、先生ご夫婦は日本にいて授からなかった子どもがフランスで授かったのだから
きっとフランスにいる意味がある!
そう思われてずっとフランスで生活されてみえたそうです。
またあるとき、子どもがダウン症である事をしったある友人から
「おめでとう!」
といわれた事があり、なんでおめでとうなんだろう?と不可解なお気持ちになったそうです。
「子どもは神様からの授かりもの。もし、自分が神様だとしたら、ダウン症の赤ちゃんが生まれたら
どんな人に育ててもらいたいと思うか?
心優しい人に育ててもらいたいと思うよね。
あなたたちは神様から選ばれたんだよ」
そんな話を聞かせられたというお話もありました。
結論は出ませんでした。
というか、結論を出す結果を出す事が目的ではなく、
色んな話をする、そして講演会でそのヒントが見つかればいいかな~
みたいな感じでしたね。
久しぶりに慣れない通訳でどっと疲れが出ましたが
手話通訳をする事で、耳の聞こえない人が生活しているという周りへの啓発になればうれしいなという気持ちです。
耳が聞こえない障がいは目で見てわからない障がいなので
近所に耳が聞こえない人が生活している事もわかりません。
また個人情報、プライバシーがあり、なかなか民生委員も
障がいを持っている方がどこにいて、どんな悩みを持っているかもわからないそうです。
独居老人のみの情報しかもらっていないので
もし今後災害が起こったとき、耳が聞こえない人が逃げ遅れたりする事も多いかと思います。
近所付き合いの大切さもお話に出ました。
いろんな方面からの問題を聞き、
たくさんありすぎてどこから始めたらいいのか、訳がわからなくなりそうですが
自分が出来る部分で小さい事から続けていけたらな~と思います。
まさか自分に質問がくるとは思わず・・・
最後にある方がどうしても聞きたいとの事。
「なんで手話通訳をしようと思ったのですか。そのきっかけは?」
その答えに正直に答えてしまいました。
「不純なきっかけなんですけど・・・
結婚してすぐ子どもが授かって同居していたおじいちゃん、おばあちゃんの世話をしながら子どもと家にいるだけの生活で
うつになりまして・・・
子どもが保育園に行くときに、家から出て社会参加をしたいと思うようになり、
遊びじゃあ出れないから福祉関係の勉強でもしたら家族から了解が出るかと思い、
手話をたまたま選びました。
その時はうれしそうに私が外出しているので家族はあまり良い顔をしなかったのですが
最近はこうやって手話通訳をさせていただく事で、嫁は遊んでいたのではない!という証明になり、
ありがたいです。」
ほんとに動機は不純ですが、ちゃんと今日まで継続している事に意義があるな~と自分で褒めてます(笑)
腕はなかなか上がりませんが(下がってる感じもあります)
コツコツと自分の信念を持って進む事で、今日があるな~って思います。
さて、通訳が終わったから今度はイオン扶桑店のコンサートに向けてがんばりまーす!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます