織音 歌のお姉さん

織音(おりおん)の活動。大好きな音楽のブログです。

センター試験お疲れ様でした~

2016年01月17日 22時07分02秒 | 日記
昨日、今日とセンター試験日でしたね。

受験生の皆さん。ご家族の皆さん、お疲れ様でした。

私の子どもは今年は全く関係ないのですが、

テレビで受験生にインタビューしているのを見てなんとなくそんな時期なんだな~と思ってブログに書いています。


インタビューの中で男の子が

「これで人生決まってしまうもんなので、がんばりたいです」

そうコメントしていました。

そうそう、自分もそう思っていたよな~あのころ。






どんな大学に入るかによってその後の道は選択の方向が変わってしまうかもしれません。

そこで出会う友人達の影響も大いにあるし、専門分野を学ぶので

どこの大学に入るか、それは人生の大きな分岐点かもしれません。

でも大学に入っても、まだこの先はあります。

どんな所に就職するか・・・・

どんな人と結婚するか・・・

子育て、病気、介護問題・・・


と、まあ人は出直すまでずっと喜びや悲しみ、苦しみや幸せなどを感じて生きていかなくてはいけません。

どっちの道に行こうか・・・迷う事もありますよね。



子どもの頃、エレクトーンの先生になりたかった私。

生まれつき運動神経が良い体を与えていただき、

大学入試の時、体育学科を選ぼうか、英文科に行こうか迷いましたが

家計が苦しいからと親から短大に言ってほしいと頼まれ、短大の英文科を目指しました。

が!!!行きたかった英文科にことごとく落ちてしまい、国文科に行くことに・・・・

それでも海外に対する思いはずーーと強く、

国文科でありながらも英語や必須選択ではないフランス語、スペイン語を追加して勉強しました

(いまじゃすっかり通用しない語学力だけど(笑)


さあ!リベンジだ!国際的な仕事をするぞ!!と

就職先を商社にし、海外部品部という輸入、輸出をする仕事に携わりました。

ここで自分の夢が叶い、幸せ~と思うのも束の間。

めちゃくちゃ忙しい課で残業が一ヶ月80時間

人事に呼ばれて女子社員の中でワースト2の残業だからなんとか減らせないか言われました。


昼ごはん中もかかってくる電話応対、毎日終電で帰って季節の移り変わりも感じず

ただただ働き、遊ばないのでがっつり貯金もたまり、逃げるように1年9ヶ月で結婚退社しました~。

結婚しても働けないか?と人事に言われたのですがお断りし、

専業主婦として家庭を支える道を選びました。

今じゃちょっともったいなかったな~とか思ったりして~。(笑)




結婚してすぐ子どもが授かり、あれよあれよという間ぽんぽんぽんと3人を産み、

何がなんだかわからない忙しい毎日。

あれ?私って家にいるだけで社会参加できてないじゃん。

同居の愚痴しか話題にないことに気がつき、これではまずい!

全然魅力的な人間じゃない、いやだーー!こんな自分。

まずは家庭から出なきゃ。視野を広くする為に社会参加だーー!と

三人目の乳飲み子を連れて手話サークルに通いました。



いろんな人とつながりたくて、(これまた家から出たくて?笑)

小学校のPTAの役員を積極的に受けて

会計、書記、会長 と子ども3人分をさせていただきました。



手話サークルでは長いこと副会長をさせていただき、

ボランティアなのにあまりにすることの多さ、

そしてスムーズに物事が運ばないことに悩み

サークルから自宅に帰る時、泣きながら運転して帰ったりしました。

大変だったけど、サークルのおかげでパソコンを覚えました。

人の前でお話する勉強、会議の司会、福祉実践教室の通訳などなど

普通の主婦が経験出来ない勉強もそこでさせていただけました。


そして今の織音があります。(ここだけ短かっ!)

音楽大学を出ていないのに、みんなの前で演奏したり歌ったり、最近は踊ったり

この織音の活動も、いずれはピリオドを打つ日も必ずやってくると思いますが

皆さんの前でコンサートが出来ることに感謝して続けていきたいです。



なんでこんな長々と書いたかといいますと・・・

大学が思うような所に入れなくても

気持ちを楽にして新しい門出を迎えてほしいなって。







成功したかと思っても、何かの拍子に歯車が狂ってしまうこともあります。

人為的なことなのか、それとも事故や災難や、体の健康問題等、色々あるかと思いますが

やり直しはいつでも出来るから大丈夫

それに幸せの基準を改めて見直すことが出来るからね~

最終的には命があるってことが一番大切で素晴らしいことだって気がつくんですよね。




書きながら自分に言い聞かせてるんですけどね。全部。

いろんなことがありすぎて、もう私の中の幸せの基準がどんどん低くなっていく~(笑)

これって幸せを感じやすくなるってメリットもあるんですよね。

これからも自分がなりたい自分に近づけるようにどうしたらいいかなって

考えて生きて行きたいです。