2013年度診断士試験合格に向けて 

2012年度二次試験BBBC 今年受からないと期限切れなのでもう後はない…。努力あるのみ!

二次過去問分析 事例2

2011-12-13 11:40:06 | 二次試験
こんにちは。
今週は順調に講義を受講できていて、目標の事例Ⅱまで見終えました。

過去問分析なので突っ込んだことを話してくれず、先生自身も『次回次回ばっかりで申し明けない』と言ってたくらいでした。
ただ、今回の講義で目からウロコだった事が2つあります。

1つめは競争優位と差別化の違い
両者とも関連性があるので違いを深く考えたことなんてなかったのですが、
白書の事例を読んでいると「競争優位」ではなく「差別化」を強みにしている企業が多いです。
さて、この違いは何か。
競争優位は戦う相手がいることが前提で戦うポイントもはっきりしているため、時間の経過とともに差別化が困難となってしまう。
差別化は誰もいない市場を狙い、戦う相手がいないことを理想とするので長期間優位性が維持できる。
うまく説明できませんが、競争優位性は永続的ではないが差別化は相手さえいなければ永続的に利益を維持できるということです。(もちろんニーズがあれば、ですが)
競争優位ってめっちゃ良い事だと思っていたのですが、見る観点を変えると問題点もあるんだなぁと思いました。

2つめは満足度とロイヤルティの用語の捉え方
満足度を上げるのとロイヤルティを高めるのとではどちらが重要か。
講義を聞くまで両者ともそんなに変わりないと思っていましたが
満足度は感情・気持ち ロイヤルティは行動と定義されるため、
満足度が高くてもお客は次も来てくれるとは限りませんが
ロイヤルティが高いと、お客の購買リピート率は上がるということです。

満足度≠リピーター ロイヤルティ=リピーター
といった感じですかね。
「満足度を上げても売上に響くかどうかは分からない」という言葉にいまさらながら結構衝撃を受けました。


ここからは自分の話になりますが、
私はやっぱり自分の塾に来てもらった方には「満足」して卒業してもらいたいというのが第一にあります。
でも満足だけで売上が伸びるか?といったらそうでもありません。(もちろん退会率は減りますが)
目指すベクトルはロイヤルティなんだよね、と。。
入会したら毎月購買はしてくれるので、一人あたりの売上増を考えていかないといけません。
どうやって顧客にアピールするのか。
営業しようと思えば出来ます。
これだけ授業をとらなければちょっと志望校には届かない…というような言葉をはいていけばいいので。
ただ勉強って本人がヤル気にならなければ、いくらお金をつぎこんでも得られる効果は少ないんですよね。
またタックの講師も「授業はインプット、自分でアウトプットすることが大切だ」と良く言いますがその通りです。
ということになれば授業ばっかりとっても演習時間がなければ効果が半減します。
そういうことを考えてると、授業ばっかりとらせるのってどうなのかなぁ~と思うことがありまして。

まぁ利益を出さないといけないので、これが理由で売上が伸びない、なんてことはしません。
そんなのただの個人的なワガママだし、自分のポリシーで経営するのなら今の会社を辞めるべきだと思うので。

最近出てきた答えが、生徒をやる気にさせて塾に来ることが楽しいと思わせる。
生徒に勉強したいと思わせるように仕向けることがやっぱり大切だなぁと。
これをするとね、不思議と自然に売上が伸びるんですよ。
最初からこれがしたくて塾業界に入っているので、当初からしているつもりですが、
やっぱり売上増にはこれが重要なんだみたいなことを再認識しまして。

タックの診断士の先生も色々と勉強会してくれたりしていますが、あれってロイヤルティ高めるのに超重要だと思います。
だってその先生が「これを取りなさい」って言ったら前向きに取ろうかなって思いますよね。

語り出したら止まらなくなりました。
中2のテストの点数があがったのが嬉しくて♪

今週も楽しく行きましょう♪

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