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事例Ⅱ 直前確認② ブランド

2013-10-14 08:56:03 | 二次試験
こんにちは。

頻出のブランドだけ押さえておきます。

ブランド戦略
A自社ブランドを持っている中小企業が自社ブランドに持たせている役割…保証機能、識別機能(中小企業庁HP抜粋)
「品質を保証し、安心を与える」といった保証機能が約7割と最も高く、
「他社の商品と分かりやすく選別させる」といった識別機能が約6割である

①自社ブランドが世間に広く認知されること、②自社ブランドの標章そのものに価値が付加されるような取組を行うことが重要。
→プロモーション戦略、地域貢献、企業連携 



B①ブランドの機能的価値で訴求→顧客の集客
 ②ブランドの情緒的価値で訴求→継続的利用へ
 ③社会・生活価値へ…このブランドから得られる生活のスタイルや自己表現


C①アンテナショップ…新製品などを試験的に販売する店。消費者の反応を調査して商品開発に役立てる。
 ②フラッグショップ…情報発信基地としての役割を果たす。旗艦店のこと。


(参考事例)
【ブランドの育成は自社のファン作り】
 I社名ブランドを冠した同社の製品は、同業他社の製品に比べて明らかに高価格であり、販売店もホームセンターのような大衆向けの店ではなく、社長自らが選定した販売店、あるいは直営店に限定している。ブランドの価値を維持するためには、拡販のために安易な流通ルートを使うのではなく、選択的に流通ルートを構築することが重要だと考えたのである。
 勿論、こうした販売方法が通用するのは、商品の洗練度や品質に自信があったからである。常に顧客の目を意識した経営・商品開発を行っている。例えば、ホームページで掲示板を公開して透明性のある経営をアピールするとともに、全国で定期的にキャンプイベントを開く等の顧客との触れ合いを通じて顧客ニーズの把握、キャンプファンの拡大に尽力する等により、常に時代の流れに敏感に反応し、流行を先取りして商品展開を行っている。また、高品質を誇るだけでなく、商品の「永久保証」というサービスを付加していることから、購入者にとっては絶対的安心感を得られることも、I社ブランドのイメージを向上させている。
 こうした取組は、いわば「I社ブランド製品のファン作り」であり、実際、当社製品を熱烈に支持する顧客層が購入している場合がほとんどである。現社長は、「ブランドの育成とはこのような自社のファンに応える取り組みであり、ファンを増やすことである」と考えている。

本文が長いですが、要するに
①I社製品は、高価格であるため、ブランド価値を維持するために選択的な流通ルートを構築した。
②①のように出来たことは、顧客目線の経営・商品開発を行っており、商品の品質に自信があったからである。
③プロモーション戦略は、①HPでのPR、②顧客とのふれあいを通じてのニーズ把握、③キャンプファンの拡大に尽力つくすこと
④常に市場変化に敏感に反応、流行を先取りした商品展開(強み)
⑤商品には保証機能を付与し、顧客に安心感を与え、I社ブランドのブランドイメージの向上に
ブランド育成とは、自社のファンに応える取り組みであり、ファンを増やすことである。


ブランド単独ではなく、どのように構築するか、ブランドがあってどのような効果を生み出すかを聞かれるため
これを覚えても仕方ないのですが、
例えば、ブランドの役割を示す切り口として①機能的価値の訴求 ②情緒的価値の訴求
というように設定すると、与件リンクもしやすいですし、解答が書きやすくなると思いまして…

次は事例Ⅲですね。
全く、覚えてないですわ…

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