オペラ座の怪人な日々

オペラ座の怪人とドールハウス作りにはまっているミミルのページです。

12 怪人の隠れ家(第二幕)

2017-10-09 10:00:00 | シルバニアdeオペラ座
※ 以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。

【地下の迷路】

嫌がるクリスティーヌをむりやり地下に連れて行こうとするファントム。


醜い顔ゆえの己の不幸な境遇を嘆きます。
「クリスティーヌ、なぜこうなのだ!?」


【怪人の隠れ家】

ついに地下の隠れ家まで連れて来られてしまったクリスティーヌ。
いつの間にか花嫁衣装を着せられています。


「これがあなたの望んだことね。悪魔の餌食の私」


再びファントムは、自分の顔の醜さを嘆きます。
「母にも嫌いぬかれて、マスクで醜さ隠され・・・」
こんなファントムに対して、クリスティーヌはズバっと情け容赦なくこう指摘します。
「醜さは顔にはないわ。汚れは心の中よ。」


そこへクリスティーヌを追ってきたラウルが現れ、ファントムに招き入れられます。


再会を喜ぶラウルとクリスティーヌ。


その背後にファントムの怪しげな影が迫ります!


ラウル、うしろ、うしろ〜


ファントムの手にかかり、縄で首を吊られてしまったラウル。


ファントムはクリスティーヌに対して、
「俺を嫌えばこいつを殺すぞ!さあ選べ、どちらか」と迫ります。
ラウルは自分を見捨てろと言います。
これには、今まで大人しくしていたクリスティーヌも、板挟みで怒り大爆発。
「哀しみの涙いま憎しみに変わる」と、ベールをかなぐり捨てます。


なおも選択を迫るファントム。
そして、意を決するクリスティーヌ。
「いま見せてあげる、私の心」


なんと、クリスティーヌはファントムに口づけしたのです。


これには、さすがにファントムも驚いた様子。


しかし、クリスティーヌは今一度、ファントムにキスします。
震える手でクリスティーヌに触れるファントム・・・。


クリスティーヌからキスされたことで、ファントムの心にも変化が。


ラウルの首の縄を解き、二人を逃がします。



ファントムは「一人にしてほしい」と、二人を送り出します。



一人残されたファントムは、クリスティーヌが脱ぎ捨てたベールを拾い上げ、クリスティーヌのことを想います。
そこで鳴り出すオルゴールの悲しげな音色・・・。



「マスカレード、仮面に隠れて。マスカレード、生きてきたこの人生・・・」


と、そこへクリスティーヌが戻ってきます。
クリスティーヌに向かって愛を告白するファントム。
「クリスティーヌ、アイ・ラブ・ユー・・・」


しかし、クリスティーヌは、先ほどファントムからはめられた婚約指輪をファントムに渡すと、また去っていきます。



再び一人ぼっちになったファントムに、遠くからラウルとクリスティーヌが愛を誓い合うメロディが聴こえてきます。


クリスティーヌへの思いを断ち切ろうとする切ない歌声・・・
「我が愛は終わりぬ!夜の調べとともに・・・」
ファントムは、玉座に腰掛け、

布をかぶります。


「人殺しをつかまえろ!」
追手もずいぶん近くまで迫ってきています。

そこへ、一番乗りでメグがたどりつき、玉座の上の布を見つけます。



メグが布を取り去ってみると・・・


そこにはファントムの仮面だけが残されていて、
ファントムの姿はどこにもありませんでした。


ファントムの仮面を手に取り、掲げるメグ。




~おわり~



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