オペラ座の怪人な日々

オペラ座の怪人とドールハウス作りにはまっているミミルのページです。

6 イル・ムート

2017-10-03 10:00:00 | シルバニアdeオペラ座
※ 以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。

【イル・ムート】

ファントムの命令を無視して、カルロッタを主役として、オペラ「イル・ムート」の舞台が幕を上げました。
夫の伯爵が出て行って二人きりになると、カルロッタ演じるカウンテス(伯爵夫人)は
クリスティーヌ演じる愛人のセラフィーモ(小姓)に変装を解くように命じます。
「セラフィーモ、変装はもういらない。口聞かないでおしゃべりしないで、キッスをしてちょうだい!」


メイドの変装を解いて、男の姿になるセラフィーモ。




その様子を、実は出かけたと見せかけた伯爵がこっそり見ているのですが・・・。

そこで、またしても不気味なファントムの声が劇場にこだまします。
「ボックスはの5番は空けておけと言ったはずだ!」

その日のチケットは完売だったため、ラウルが5番のボックス席に座っていたのです。
ファントムはそのことに激怒しています。

クリスティーヌはファントムの声を恐れ、「あの人だわ!私にはわかるの」と叫びます。
セリフがないはずのクリスティーヌが声を出したので、カルロッタは起こります。
「あなたの役はセリフなしのはずよ。このチビガエル!」
この一言がファントムの怒りに火をつけ、カルロッタはカエル声にされてしまいます。
「グワッ、グワッ・・・ダメ、もう歌えない!」
そして、急遽クリスティーヌが主役を演じることになります。
「お待ちいただく間、第三幕からのバレエをお楽しみください。」


バタバタとバレリーナたちが出てきて、戸惑いながらもバレエを踊り始めますが・・・



「きゃー!!!」
なんと大道具係のブケーが首を吊られて舞台の上から落ちてきたのです。


劇場は大混乱。
慌てて出てきた支配人たちは、観客たちに
「単なる事故です」などと説明します。



~つづく~




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