「政府は【下水汚泥】を農業向けの肥料として活用するための方針をまとめた」そうです。「下水道を所轄する国土交通省や地方自治体などが協力して『利用の大幅な拡大向けて総力をあげて取組む』と」のことです。
「下水汚泥は下水を処理する過程で出る泥で、人のし尿などに由来する栄養分が豊富に含まれる」そうですが、「肥料として使われているのは全体の1割ほどだ」とのことです。
「国内の農業で広く使われている化学肥料は、リンやカリウムといった主要な原料が一部の国・地域に偏在しており、ほぼすべてを海外からの輸入に頼っている。中国の輸出手続きの厳格化やロシアによるウクライナ侵攻などを受けて価格が急騰し、下水汚泥が貴重な国産資源だとして注目を集めている」そうです。〜先行する福岡市の取り組みがモデルとなると良いですね。
(下:2023年1月24日 朝日新聞−初見翔「下水汚泥から肥料注力へ 国、自治体に利用促す◼規格見直しへ」より)