大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

 中村哲さん自伝英訳本、政府が出版

2020年01月15日 05時16分28秒 | 日記
 ペシャワール会現地代表中村哲さんがアフガニスタンで銃撃を受け亡くなられて、はや1ヶ月余が過ぎました。各地で追悼の展示が行われました。展示を見ますと改めて中村哲さんの活躍に驚き、志を半ばで絶たれた無念の思いが伝わってきます。ペシャワール会は現在この志を受継ぎ継続するため鋭意努力されています。
 そうした中、「中村哲医師(73)の偉業を世界に伝えようと、政府が自伝を英訳し、2020年度中に海外57カ国の大学図書館や公共図書館、研究機関など約千カ所に寄贈する計画を進めている」そうです。「事業の事務局を担う出版文化産業振興財団(JPIC)によると、中村さんの自伝は19年1月に同事業での英訳が決定。中村さんの了解を得て作業が進んでいた同年12月、アフガン東部で銃撃事件が起きた」とのことなんだそうです。「JPICの中泉淳事務局長は取材に『中村さんの意思が広く永く伝わるよう、いい本を作る努力をしていく』と答え」られています。
 「英訳本は1600〜1800部を出版し、約1100部を海外に寄贈。残りは国内外で販売する」そうです。
 なお、ペシャワール会では中村哲さんの日本語書籍を以下のように販売中です。
 (下:2020年1月3日西日本新聞-坂本信博/福間慎一「哲さんの偉業 世界へ  政府が自伝英訳 57カ国ヘ寄贈 」より)