中村哲医師に大牟田市民栄誉賞授与

　「大牟田市は１０日、アフガニスタンで昨年１２月に銃撃され、７３歳で亡くなった福岡市の非政府組織(ＮＧＯ)《ペシャワール会》現地代表の中村哲医師に市民栄誉賞を授与」されました。「妻尚子さん（６６)を大牟田市役所に招き、表彰状をおくられた」そうです。大牟田市長は「ご逝去の報があってから今まで知らなかった数々のご功績や人なりを知り、偉大さを実感しました。市民代表として誇り高く感じます」と話されています。尚子さんは「賞をいただき家族として感謝しています。事件から１カ月余がたった今も悲しいばかりで、無念、残念なことだと思っています。自宅では穏やかな人でした。庭いじりをするか、机で仕事をしているかで、そういう光景が今でもよみがえってきます」と話されたそうです。このニュースは各新聞でも紹介され、テレビのニュースでも報じられました。
　大牟田市ではペシャワール会大牟田が写真展を開催中です。（今月末迄の予定）１８，１９日には鹿児島県枕崎市でも講演会や写真展、ＤＶＤ上映会が開かれるそうです。
（２０２０年１月１１日下:㊤有明新報-小柳聡「中村さんは市民の誇り　栄誉賞贈り　たたえる」(大牟田Tさんより)㊦㊨西日本新聞-吉田賢治「中村哲さんに市民栄誉賞授与大牟田」㊦㊤朝日新聞-森川愛彦「故·中村医師に市民栄誉賞大牟田市、妻に表彰状贈る」㊦㊦西日本新聞/河野大介「中村哲医師をしのび枕崎市で１９日講演会　上映会や写真展も」より)