以前から気になっていた鱒族を追い求める者にとっての聖地、中禅寺湖へ遠征に行ってきた。
さすがに激戦区で少し寝坊しただけで入りたいポイントには先行者が既にいて少し焦ったが、時間が立てば皆さん移動するみたいで何カ所かで竿を出す事が出来た。
8番ロッドくらいがマッチするみたいだが、適合するスペイ系ラインの手持ちがなかったので今回は、ツーハンド15f10番にシューテイングスペイライン(インターミディーボディーにタイプ2のティップ)で釣りをしてみた。
情報の通りにワカサギが数多く接岸しており、これに対してのボイルらしいものも朝と夕方に数回見られた。それより朝一は多くの魚がライズをしており、ユスリカが対象だろうか?ソフトハックルなどを引いてみたが反応なしだった。
やっぱりそう簡単には釣れないのか?一回のアタリもなく午後3時を回ったところ、シューティンングスペイで約45度の角度に投げて30秒のカウントダウンの後リトリーブを始めたところ根がかりのようなアタリがあり力強く動き始めたので待望のファーストヒットと確信した。
上がってきたのは体高のある52のブラウン、引きも強くて10番のツーハンドでもオーバータックルには感じなかった。フライはここでは定番のNスペシャルの8番ブラウンカラー。やはり中禅寺湖は特別な場所だ、ロケーションも最高だし、大物の雰囲気漂う湖に魅了されてしまった。こちらの大ヤマメの時期に入るまで数回は訪れたいところだ。