お決まりの里川だが台風の後は、ぜんぜん釣れなくなってしまった。
今日こそはと来てみたものの先行者ありで仕方なくあまりやらない区間でやってみたけどチビが数匹で終了。ここに着くまでに何本かの川を見てきたが、やはりシーズン最後の週末で釣人多し!みんな毎年の事で名残惜しいのは同じか。
上の里川に行く途中に気になる本流の上流部に寄ってみたが減水&濁りありで釣人は当然いなく、投網のおじさんが一人いただけ、どうせこの水位なら日中は釣りにならないし、この濁りじゃな~とそのままスルーした。
きつめの笹濁りだったけどあの程度なら出るかも?やる価値はあるのでは?と半分賭けではあるがイブニングには渇水の川に戻って来た。K・Bullet LS9.9#3にティペット4X、フライは大きめのディアヘアカディスをセットして川辺で待機、日が傾き始めるとメイフライなどがハッチし始めて、ここがプライムタイムという時に狙いを付けた流れの筋の向こう側にクロス気味のダウンクロスでフライを落とし、それを躍らせながら手前にもってきて流芯あたりでストップ&フリー、その瞬間にズバン!と半身を乗り出してアタックしてきた大型の魚、反射的にラインを空中に跳ね上げた時に右手にドスッと重さが伝わり激しく水面で暴れ、時折みせる強く突っ込むような引きは間違いない。
鼻曲がりの立派なオスのビッグヤマメ34センチ。
有終の美を飾ったと言いたいが、ラストもう1回行けるかも?