1月21日 つづき
屋代駅でレンタカーに戻り、長野自動車道経由でアルピコ交通新島々駅へ。アルピコ交通と言っても分からない人が多いと思うが、旧松本電気鉄道のことである。
新島々駅は山のロッジ風味の駅舎。さすがは上高地、乗鞍、穂高の玄関口だ。駅舎は各方面へのバスターミナルを兼ねている。駅のホームには…
こいつがいた。元京王3000系電車。大学時代に乗り飽きた、いつ乗っても、どこで乗っても、どこまで乗っても座れない井の頭線のお下がりだ。
井の頭線と同様に、加速したと思ったらすぐに停まる繰り返しで、30分ほどで松本に到着。行きは座れたのだが、帰りは沿線にある松本大学の学生で込み合い、危うく座れないところだった。
新島々からR158を西進。高山市を目指した。途中の安房峠(あぼうとうげ)道路手前までは、路上の雪はシャーベット程度で大したことはなかったのだが、安房峠のトンネルを通過したら…
このとおり。平湯温泉付近は圧雪やアイスバーンになっていた。レンタカーはトヨタのvitz。スタッドレスタイヤを履いているとは言え、頼りない細いタイヤなので50km/h以上は怖くて出せなかった。
路上の雪は高山市街地の手前10kmくらいのところで消えた。高山市からはせせらぎ街道経由で郡上八幡まで約75km。雪道を期待覚悟していたらとんだ拍子抜けで、
ご覧のような快走路だった。
標高1113mの西ウレ峠も路面に雪なしでがっかりほっとした。
最後はやや不完全燃焼ながら夕方に東海市に帰着。
今シーズン、あと一回雪道練習に出かけたいのだが、近所の知人たちとのイベント旅行の計画も目白押しで、コレが最後になるかも。