10月28日
前日、ラーメン店のはしごをしたばかりだというのに、今度は日本蕎麦の名店に行くこととなった。
近所の居酒屋の親方ら3名で向かった先は静岡県島田市。店名は「藪蕎麦 宮本」。事前に聴いていた話では高級店らしい。
店構えは一見すると普通の民家。目立たない入口に近付くと暖簾がかかっていた。
店内は畳敷きの座敷にテーブルが4つ。すぐにいっぱいになるが、土間には長いすがあり、待合室になっていた。
まず手挽きそば(840円)を注文。ざるに載せられて出てきたそばは素麺のように細く、蕎麦色ながらも透き通るような麺だった。量はコブシの半分程度。すぐに食べてしまったのでお代わりを注文。下戸の親方が運転手役だったので、私ともう一名は酒を注文。蕎麦に合う酒で、酒を呑むとそばが美味くなり、そばを食べると酒が美味くなる循環に陥ってしまった。
3名で1時間半の食事で、合計2万円余り。こんな贅沢な食事は当分できないだろう。