麦は放浪癖

旅好き麦雄のプログ
出張は 寄道 買い食い 遠回り
腰椎椎間板ヘルニアの手術についても掲載しています。

比叡山

2012-10-21 21:56:23 | 旅行

10月20日の続き

鞍馬寺から酷道のR477を経由し、比叡山の東側に廻ってきた。そして奥比叡スカイライン、比叡山スカイラインを走って比叡山の山頂駐車場に到着。
まず、山の西側斜面の叡山ロープウェイと叡山ケーブルに乗ることにした。

ロープウェイは小さなゴンドラで、乗務員はいなかった。そのゴンドラに乗客は私一名のみ。こちらも貸切状態だった。なお、すれ違った登りのゴンドラは満員だった。ロープウェイからは洛北の街並みが見渡せたが、少々空気が濁っているのか、遠方の山並みは霞んでいた。

ロープウェイの駅の目の前にケーブルカーの駅があった。このケーブルカーも乗客は私一名。時間は10:30過ぎ。午前中の下山者は皆無なのか。すれ違った登り便は満員だった。
このケーブルカーは上下の比高が500m以上もあり、この値は日本一だそうだ。
ケーブル八瀬駅は周囲の木々に溶け込んだ風情のある建物。酒でも呑みながらしばらく眺めていたい駅舎だった。
なお、ケーブル八瀬駅の周辺には観光客向けの駐車場が無い。私が比叡山の山頂に車を停めた理由はこのためだ。

ここから山頂に引き返し、今度は東側斜面の坂本ケーブルに乗ってみよう。
先ほどのすれ違い便と同様に、登りはケーブルカーもロープウェイもほぼ満員だった。

比叡山の山頂駐車場から約2kmの延暦寺の駐車場に車を移動させ、今度は坂本ケーブルに乗車。山上の延暦寺駅(写真左)も麓の坂本駅(写真右)も古~い鉄筋コンクリート造りの建物で、どちらも登録有形文化財に指定されている。
こちらのケーブルカーは路線の長さが日本一で、約2kmある。琵琶湖を一望できる車窓は見事だった。
12:00から13:00にかけて往復したが、こちらのケーブルカーは往復どちらも座席は全て塞がり、立ち客も数名いた。

なお、折角なので延暦寺を見物しようと思ったのだが、拝観料が1000円にもなることと、山の中で勾配のある順路を歩くことになり腰のリハビリ中の私には無理がありそうなので断念した。

東海市の自宅には16時頃に帰着した。


鞍馬寺

2012-10-21 09:33:44 | 旅行

恒例となった金曜夜からのドライブ。今回は京都方面に向けて車を走らせた。
近距離であるため、名古屋港を通過する区間のみ高速道路を使い、それ以外は一般道路を走った。
途中の鈴鹿山脈の峠道京都大原の山奥で合計3頭の鹿と遭遇。交通量の少ない夜の峠道ならではのちょっとしたイベントだ。

10月20日

鞍馬寺には国内で唯一の寺が経営する鉄道がある。鞍馬寺は叡山電車鞍馬駅前の門前町から比高約160mの急な参道を登った先に本殿がある。腰を痛めている私のように登りきれない人もいるため、寺がケーブルカーを運行しているのだ。
山門をくぐり、石段を少し登ったところに普明殿というお堂があり、ここがケーブルカーの駅舎も兼ねていた。奉納料という形式での運賃は片道100円。わずか2分で山上の多宝塔駅に到着した。しかし、ここから更に石畳の緩い坂道や急な石段を10分弱登ってようやく本殿に着いた。

ケーブルカーの下山便の乗客は私一人だった。一旦ケーブルカーで下に降り、徒歩道で本殿に向かう途中にある重要文化財の由岐神社に行こうとしたが、砂利の坂道だったため、今の私には歩行が無理だった。5m歩いたところで断念。

続いては比叡山のケーブルカー2本の乗りつぶしのために移動。

途中でR477の超酷道区間を通過。急勾配、急カーブ、激細道、ガードレールなしの崖など、久々の酷道ドライブでちょっとワクワク!


のと鉄道

2012-10-14 22:33:24 | 旅行

10月12日夜、毎週のように金曜日の夜に東海市を出発。石川県七尾市を目指した。
七尾駅には1:10に到着。翌朝の能登鉄道の一番列車は7:10発なので、ゆっくり寝ることができる。

夜はかなり冷え込む季節になってきたので、車内で毛布2枚にくるまって寝たのだが、寒くて眠れない。結局エンジンをかけ、暖房を入れてようやく眠ることができた。

七尾7:10発の穴水行きは写真の車両の単行列車だった。2つ先の田鶴浜までは多くの高校生が乗っていたが、その先は座席が2割程度しか埋まらない状態だった。路線を部分廃止しているだけに経営は大丈夫なのだろか。
穴水まで33.1kmを40分。単行DCは軽快に走り、思ったよりもずっと早く穴水に着いた。
海辺に使いところを通る路線なのだが、眺めは悪くがっかりだった。


讃岐うどんツアー その2

2012-10-14 22:10:26 | 旅行

10月7日

1件目は丸亀市内の名店。朝8時に高松市内の宿を出て、R11を西へ走った。中村うどんには9時少し前に到着。開店時刻は10時なので、近所の喫茶店で時間を潰した。

中村うどん

開店直前にはご覧の行列ができた。次々に押し寄せる車はどれも県外ナンバーばかり。
ここでは、いやここでも熱い釜玉うどん・小を注文。蓮根のてんぷらを付けて350円。ここでは醤油ではなくだし汁をかけて食べてみた。かつお出汁の効いたつゆが麺と玉子を引き立ててとても美味しかった。

実は時間潰しの喫茶店でモーニングを食べたのだが、ごはん2膳分の大型おにぎりが出てきて満腹になっていた。うどんが入るか心配していたのだが、別腹なのか、何の抵抗もなく胃に収まった。

うどんの後は、金刀比羅宮に行ってみた。

金刀比羅宮

参道入口から本宮まで785段の石段を登るらしい。私は腰椎手術のリハビリ中の身。参道の土産屋で竹の杖を借りて石段に挑戦した。初めは連れと同じペースで登ったが、600段を過ぎる頃から腰の負担が一気に重くなり、本宮につく頃にはヨタヨタの状態だった。下山も785段を降りなければならず、腰にかなりの負担をかけてしまった。
天気が良く、讃岐平野を一望できたので連れは喜んでいたのだが、私は4日後まで腰の張りが取れずに苦しんでしまった。

金刀比羅宮の後は善通寺市内のうどん店に向かった。

長田 in 香の香

ここは釜揚げ専門の有名店。50台くらいの駐車場はほぼ満車。しかし、客の回転が速いので車の出入りが激しい。理屈の上では、自分が車を止めてから再び車を出すまでの間に駐車場の車は全て入れ替わっていることになる。
釜玉うどんがないので、冷やしうどん・大(350円)を平らげた。陽射しが強く気温か高くなっていたので、冷たく締まった麺が美味しかった。

【瀬戸大橋】

帰りは児島坂出ルートを通った。途中の与島PAで休憩。PAと橋を繋ぐループ橋がお見事。よくこんな大きなものを造ったもんだと感心した。ひとしきり橋を眺め、通過する快速列車を見送ってから帰路を急いだ。
急いだと言っても途中の宝塚付近で20kmの渋滞に巻き込まれ、東海市に帰り着いたのは22時を過ぎていた。

以上でうどん店めぐりは終了。2日間で6店7玉+玉子4個。コレステロール値が高くなりそうだ。
ぶっかけ釜玉の食べ方にすっかり取り付かれてしまった。自宅でも試してみよう。


讃岐うどんツアー その1

2012-10-08 16:48:08 | 旅行

10月5日夜、毎晩通っている居酒屋の常連客2名を連れ、車で東海市を出発。行先は香川県。讃岐うどんツアーの始まりだ。普段のドライブは体重55kgの私一人なので燃費が良いが、今回の同行者2名は巨漢である。ガソリン代は諦めよう。

夜22時に東海市を出発し、途中、淡路SAで仮眠を取り、早朝6時少し前に一軒目に到着。

さか枝

高松市内の中心、県庁や県警本部のすぐ近くにうどん店「さか枝」はあり、開店時刻は朝6時!
しかし、6時前に店に行くと既に数名の客が食べていた。
ここで釜揚げうどん・小(190円)を食べた。今回の旅行では6軒のうどん店を訪問したが、讃岐うどん独特の腰とモチモチ感が一番強い麺だった。一年ぶりに本場で食べるうどん。やっぱり美味いっ!

続いて2軒目は高松市の南西にある綾川町の有名店。長い行列ができるという話を聞いているので、早めに移動した。

山越うどん

普段の開店時刻は朝9時だが、3連休ということもあり、10月6日は8時開店だった。私達は7時少し前に到着し、列の先頭だった。
上の写真左は開店5分前の様子。既に行列は50名くらいになっており、警備員も2名出動していた。
店の人に店員数を尋ねると、20名という答えが返ってきた。立派な企業である。
ここでは釜玉うどん・小、蓮根の天ぷら、すだちを注文。350円だった。食事スペースは店内の庭。客の多い店なので、庭にはお土産カウンターやトイレも備えられていた。
熱く湯通ししたうどん玉に生玉子を落とし、釜玉うどん用の醤油をかけ、すだちを絞るシンプルなうどんだが、熱で少し固まった玉子と醤油が麺に絡んで大変美味しかった。行列がてきることにも納得の味だった。
土曜日には多くの客が押し寄せるため、周辺住民に迷惑がかからないように駐車場が3か所用意されている。それにもかかわらず駐車場でない場所に停める不届者がいた。住民だけでなく店にも迷惑をかけることになるので厳に慎むべきだ。

8:20に店を出て、3軒目に向かった。3軒目は山の中にある有名店である。

谷川米穀店

  

米穀店だが、うどん食堂として有名である。店には9時前に着いたが、食堂の営業時間は11時~13時の2時間。この店も行列ができるそうだが、さすがに誰もいなかった。店内では麺打ちの真っ最中。麺を茹でる釜は薪のかまどだった。
こちらも3連休の土曜日ということだろうか、開店時刻は10:30に繰り上げられたが、9:50には写真右の行列ができていた。
ここでは釜玉うどん・小(150円)を食べた。カウンターで注文すると玉子と熱々うどんの入ったどんぶりを渡されて、適当な席に座りトッピングを自分で加える。トッピングは青唐辛子の佃煮、だし醤油、酢、しょうがなど。青唐辛子と酢がうどんの味を引き立て、大変美味しい味に仕上がった。来週、また食べに来店したいくらいだ。
営業時間はわずか2時間だが、麺がなくなった時点で終了となるらしく、こんな標識が店の入口横に準備されていた。

10:40に店を出て、うどん店めぐりは小休止。趣味の乗り潰しに同行者を巻き込むこととした。

八栗ケーブル

高松市内に八栗ケーブルと呼ばれるケーブルカーが営業運転している。四国八十八ヶ所めぐりの85番、八栗寺へ参拝するお遍路さん向けのケーブルカーだ。このケーブルカー、往復乗車券は900円だが、片道乗車券の場合、登りは550円、下りは450円と差がつけてある。登山口駅には11:30頃に到着。
ケーブルカーに乗り、ついでに八栗寺にもお参りした。展望台もあったので行ってみると、約2km向かいに屋島の台地が屏風のように視界をさえぎっている。

というわけで屋島の台地にも登ってみた。

屋島

屋島からは高松市街地や瀬戸内海の島々を眺めることができた。写真左はJR高松駅周辺。右は桃太郎の鬼が島として有名な女木島。屋島の上には四国八十八ヶ所めぐりの84番、屋島寺があり、こちらにもお参りした。

池上製麺所

屋島から約30分で有名店「池上製麺所」に到着。ここは昼と夕方の二部営業となっている。夕方16時からの営業を狙って店に行ったのだが、14時過ぎに着いてしまった。
店の前では経営者?のルミお婆さんがTV局の取材に応じている最中だった。寝不足だったので駐車場で仮眠を取って時間を潰した。
16時が近付くと行列ができ始め、開店の頃には30名くらいの列になった。
ここでは釜玉うどん・小と海老すり身天を食べた。300円。麺のモチモチ感がたまらない。

これで1日目の予定は終了。高松市街地のビジネスホテルに宿泊し、2日目の行先をしっかりと確認しておいた。