麦は放浪癖

旅好き麦雄のプログ
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腰椎椎間板ヘルニアの手術についても掲載しています。

筑波山ケーブルカー、常総線、真岡線

2012-12-23 23:57:42 | 旅行

昨日は草加市内にホテルに宿泊。今朝はまず筑波山に向かった。

筑波山ケーブルは京成グループのケーブルカーで、周辺には同グループのホテルもあった。筑波山観光に京成の資本が投下されているとは知らなかった。
日帰り登山には手ごろな山なので、ケーブルカーを使わずに登頂する人が多かった。ケーブルカーの離合場所の横に登山道の休憩場所があり、車内外で手を振り合った。
山頂駅から男体山の頂上までは300mほど。急坂だが腰の悪い私でも登りきることができた。

次は下館駅前に車を停め、関東鉄道 常総線に乗車。
昨日の竜ヶ崎線と似た新しい車両で取手まで往復。駅が多いので時間はかかったが、走りそのものはとても軽快で、乗り心地も良い車両だった。
車窓は何の変哲もない田舎からやがて東京のベッドタウンに移り変わり、水海道がその境目といった感じだった。

取手から下館に戻り、続いては真岡鉄道 真岡線。
クロスシートの新しいタイプの車両で、乗り心地も良かった。
途中で名物の蒸気機関車牽引のイベント列車とすれ違い、子連れの乗客は親子で大喜びしていた。
盲腸線ながら意外に長く、40km以上もある路線で、往復して下館駅に到着したときには日が暮れて真っ暗だった。

ところで、真岡鉄道の車内補充券だが、誤植を発見した。
正しくは「西田井」駅なのだが、車補では「西井田」と印刷されている。しかも西田井の隣駅の北山駅も記載されていない。

真岡鉄道さん、大丈夫ですか??


湊線、竜ヶ崎線

2012-12-22 21:35:36 | 旅行

夜な夜な雪の中央道を走り、北関東自動車道を完走して茨城県ひたちなか市に到着。

勝田駅からひたちなか海浜鉄道 湊線に乗車。
東日本大震災で路盤が大規模に崩壊し、一時は存続も危ぶまれた路線だが、復活して何より。
奥に停まっている気動車には見覚えがある。それもそのはず。コイツがここにも譲渡されていたのだ。

つづいては関東鉄道 竜ヶ崎線に乗車。たった4km余りの路線で、あっという間に往復できた。
1時間に2往復程度の感覚で運転され、新しいタイプの車両が投入されていることから、当分廃線の心配はなさそうだ。


多摩都市モノレール

2012-12-01 23:53:17 | 旅行

急ピッチで進む乗り潰しの旅。

今回は多摩都市モノレールに乗車。

多摩センターから高幡不動までは丘陵地帯を縦貫し、複雑な地形を眺めて楽しめたが、以北は平地をだらだらと走るだけで、つまらない車窓だった。
JR立川駅付近では、南口と北口に駅があり、買い物客に便利な駅配置になっている。乗客は立川の両駅で入れ替わり、通しの乗客はいなかった。


近江鉄道

2012-11-26 21:22:51 | 旅行

11月23日

未明の4:20に東海市を出発。写真は未明の貴生川駅で撮影した近江鉄道700系電車。

6:18の初電から取り掛かり、一気に近江鉄道を全線(59.5km)を乗り潰した。
特に特徴もないローカル線だったが、写真の700系電車は1編成2両しかないレア物。これに乗ることができて幸運だった。
車内は転換式クロスシートでなかなか頑張って造った電車のようだか、走り始めるとすぐに化けの皮が剥がれた。足回りは西武401系を流用しているようで、モーター音を聴いた瞬間に分かってしまった。

午前中のうちに東海市に帰着。


摩耶ケーブル・妙見ケーブル

2012-11-18 21:41:29 | 旅行

11月17日

早朝5時前に東海市を出発。向かった先は大阪、兵庫の府県境にある妙見山。
天気予報では雨になるとのこと。自宅を出て約30分、東名阪自動車道を走行中に雨が降り出した。

妙見山の麓、妙見ケーブルの黒川駅には7:20に到着。駅は簡単な鎖一本で閉まっていた。始発は9:15。
あれっ。朝8:00が始発だと勘違いしていた。

2時間もじっと待つのは性に合わないので、宝塚、六甲山を経由して阪急六甲駅近くの駐車場に車を停めた。
雨は激しくなる一方。六甲山は全山雨雲に沈み、何も見えなかった。

これから摩耶ケーブルに乗るわけだが、麓の摩耶ケーブル駅には駐車場がない。このため、六甲駅から摩耶ケーブル駅まで路線バスで移動した。
バスは住宅街の狭い急勾配の生活道路を登り、見事なハンドル捌きで狭い角の右左折を繰り返すと、住宅街の中から忽然と駅が現れた。

摩耶ケーブルは阪神大震災で大きな被害を受けて長期間休止を余儀なくされ、廃止も検討されたという。しかし、2001年に再開。そして、来月からはリニューアル工事で4ヶ月休止するとのこと。廃線検討から10余年。見事な復活である。
山上の虹の駅からはロープウェイに乗り換えて更に登るルートがあるが、虹の駅は中腹ながら下界はほとんど雲で見えなくなっていたので、すぐに引き返した。
下山便の乗客は私一人。手持ち無沙汰の乗務員のお姉さんと話をしてみた。
一時は廃止という話もあったが、リニューアル工事をするほどに復活できて嬉しい。リニューアル後の新型車両がとても楽しみだったが、最近は1955年製の現車両(乗務員は「この子」と言っていた)との別れが惜しい。といった話を聞いて摩耶ケーブルを後にした。

改めて妙見ケーブル黒川駅。天気は大雨。
ケーブルカーの乗客は私一人。紅葉は見頃だったが、天気が悪く残念。山上の奥滝谷駅から更にリフトに乗り継いで山上にある日蓮宗の寺院「妙見山」に行こうと思っていたのだが、大雨でリフトはキツイ。改めて新緑の季節にでも出直すことにして引き返した。


天橋立・信楽高原鐵道・伊賀鉄道

2012-11-04 23:31:51 | 旅行

11月3日

未明の4時に東海市の自宅を出発。天橋立に向かった。天橋立には股のぞきで有名な公園に登って行くケーブルカーがある。今回はこのほか、信楽高原鐵道と伊賀鉄道も併せて乗り潰すことにしている。

ケーブルカーは僅か4分の乗車だったが、斜面を上昇するに連れて天橋立の砂洲が眼前に姿を現し、日本三景に相応しい眺めが広がった。
山上の駅から石段を3分ほど登ると股のぞき発祥の地といわれる場所にたどり着く。

股のぞき発祥の地にはご丁寧に股のぞき用の台が設置してあった。私も股のぞきをやってみようとしたが、腰椎手術の後遺症のため前屈の角度に限界があり、できなかった。諦めきれずにカメラだけ股のぞきで撮影。

続いては信楽駅へ移動。焼物で有名な土地らしく、駅舎の横には巨大な狸の置物が。駅のホームにも大小様々な狸が置いてあり、乗客を出迎えてくれる。
列車は気動車2両編成。座席が4分の1程度埋まった状態で信楽を発車。終点の貴生川まで23分だった。
車窓は高原というよりも何の変哲もない田舎の風景が続くものだった。しかし紫香楽宮跡から貴生川にかけては、線路と並行して人手があまりかけられていない小川が流れていたり、高い斜面の中腹から下界を眺める車窓があったりで、仙山線のような印象を持った。

信楽駅に戻り、今度はR422で伊賀上野駅に向かった。R422は県境を越えて三重県に入ったら酷道となっており、運転を楽しむことができた。
伊賀上野駅には13:25に着いたが伊賀鉄道の列車は出発したばかり。次は14:21までない。ちょうど腹が減ったので昼食をとろうと思ったが、駅周辺は静まり返っており、昼食に適した店がなかった。辺りをウロウロしているうちに喫茶店を見つけ何とか食事にありつけた。

さて、伊賀鉄道の車両は東急1000系のお下がりばかり。東急1000系は比較的新しい車両なのだが早くも地方鉄道向けに譲渡されているのかと驚いた。写真で分かるとおり、塗装は伊賀忍者のイラストがコテコテと描かれており、その異様さは夢見が悪くなりそうだ。
伊賀鉄道は元々近鉄伊賀線だったところであり、大手私鉄並みの乗り心地を期待していたが、路盤の状態が悪いのか、乗り心地は悪かった。東急1000系は空気ばね台車なので、乗り心地の悪さは車両のせいではない。
車窓は上野市前後が民家の軒先をかすめるような町内電車の様相。それ以外はどこにでもある田舎の風景が続いた。

秋の日はつるべ落とし。自宅に帰り着いたときには真っ暗になっていた。


比叡山

2012-10-21 21:56:23 | 旅行

10月20日の続き

鞍馬寺から酷道のR477を経由し、比叡山の東側に廻ってきた。そして奥比叡スカイライン、比叡山スカイラインを走って比叡山の山頂駐車場に到着。
まず、山の西側斜面の叡山ロープウェイと叡山ケーブルに乗ることにした。

ロープウェイは小さなゴンドラで、乗務員はいなかった。そのゴンドラに乗客は私一名のみ。こちらも貸切状態だった。なお、すれ違った登りのゴンドラは満員だった。ロープウェイからは洛北の街並みが見渡せたが、少々空気が濁っているのか、遠方の山並みは霞んでいた。

ロープウェイの駅の目の前にケーブルカーの駅があった。このケーブルカーも乗客は私一名。時間は10:30過ぎ。午前中の下山者は皆無なのか。すれ違った登り便は満員だった。
このケーブルカーは上下の比高が500m以上もあり、この値は日本一だそうだ。
ケーブル八瀬駅は周囲の木々に溶け込んだ風情のある建物。酒でも呑みながらしばらく眺めていたい駅舎だった。
なお、ケーブル八瀬駅の周辺には観光客向けの駐車場が無い。私が比叡山の山頂に車を停めた理由はこのためだ。

ここから山頂に引き返し、今度は東側斜面の坂本ケーブルに乗ってみよう。
先ほどのすれ違い便と同様に、登りはケーブルカーもロープウェイもほぼ満員だった。

比叡山の山頂駐車場から約2kmの延暦寺の駐車場に車を移動させ、今度は坂本ケーブルに乗車。山上の延暦寺駅(写真左)も麓の坂本駅(写真右)も古~い鉄筋コンクリート造りの建物で、どちらも登録有形文化財に指定されている。
こちらのケーブルカーは路線の長さが日本一で、約2kmある。琵琶湖を一望できる車窓は見事だった。
12:00から13:00にかけて往復したが、こちらのケーブルカーは往復どちらも座席は全て塞がり、立ち客も数名いた。

なお、折角なので延暦寺を見物しようと思ったのだが、拝観料が1000円にもなることと、山の中で勾配のある順路を歩くことになり腰のリハビリ中の私には無理がありそうなので断念した。

東海市の自宅には16時頃に帰着した。


鞍馬寺

2012-10-21 09:33:44 | 旅行

恒例となった金曜夜からのドライブ。今回は京都方面に向けて車を走らせた。
近距離であるため、名古屋港を通過する区間のみ高速道路を使い、それ以外は一般道路を走った。
途中の鈴鹿山脈の峠道京都大原の山奥で合計3頭の鹿と遭遇。交通量の少ない夜の峠道ならではのちょっとしたイベントだ。

10月20日

鞍馬寺には国内で唯一の寺が経営する鉄道がある。鞍馬寺は叡山電車鞍馬駅前の門前町から比高約160mの急な参道を登った先に本殿がある。腰を痛めている私のように登りきれない人もいるため、寺がケーブルカーを運行しているのだ。
山門をくぐり、石段を少し登ったところに普明殿というお堂があり、ここがケーブルカーの駅舎も兼ねていた。奉納料という形式での運賃は片道100円。わずか2分で山上の多宝塔駅に到着した。しかし、ここから更に石畳の緩い坂道や急な石段を10分弱登ってようやく本殿に着いた。

ケーブルカーの下山便の乗客は私一人だった。一旦ケーブルカーで下に降り、徒歩道で本殿に向かう途中にある重要文化財の由岐神社に行こうとしたが、砂利の坂道だったため、今の私には歩行が無理だった。5m歩いたところで断念。

続いては比叡山のケーブルカー2本の乗りつぶしのために移動。

途中でR477の超酷道区間を通過。急勾配、急カーブ、激細道、ガードレールなしの崖など、久々の酷道ドライブでちょっとワクワク!