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天橋立・信楽高原鐵道・伊賀鉄道

2012-11-04 23:31:51 | 旅行

11月3日

未明の4時に東海市の自宅を出発。天橋立に向かった。天橋立には股のぞきで有名な公園に登って行くケーブルカーがある。今回はこのほか、信楽高原鐵道と伊賀鉄道も併せて乗り潰すことにしている。

ケーブルカーは僅か4分の乗車だったが、斜面を上昇するに連れて天橋立の砂洲が眼前に姿を現し、日本三景に相応しい眺めが広がった。
山上の駅から石段を3分ほど登ると股のぞき発祥の地といわれる場所にたどり着く。

股のぞき発祥の地にはご丁寧に股のぞき用の台が設置してあった。私も股のぞきをやってみようとしたが、腰椎手術の後遺症のため前屈の角度に限界があり、できなかった。諦めきれずにカメラだけ股のぞきで撮影。

続いては信楽駅へ移動。焼物で有名な土地らしく、駅舎の横には巨大な狸の置物が。駅のホームにも大小様々な狸が置いてあり、乗客を出迎えてくれる。
列車は気動車2両編成。座席が4分の1程度埋まった状態で信楽を発車。終点の貴生川まで23分だった。
車窓は高原というよりも何の変哲もない田舎の風景が続くものだった。しかし紫香楽宮跡から貴生川にかけては、線路と並行して人手があまりかけられていない小川が流れていたり、高い斜面の中腹から下界を眺める車窓があったりで、仙山線のような印象を持った。

信楽駅に戻り、今度はR422で伊賀上野駅に向かった。R422は県境を越えて三重県に入ったら酷道となっており、運転を楽しむことができた。
伊賀上野駅には13:25に着いたが伊賀鉄道の列車は出発したばかり。次は14:21までない。ちょうど腹が減ったので昼食をとろうと思ったが、駅周辺は静まり返っており、昼食に適した店がなかった。辺りをウロウロしているうちに喫茶店を見つけ何とか食事にありつけた。

さて、伊賀鉄道の車両は東急1000系のお下がりばかり。東急1000系は比較的新しい車両なのだが早くも地方鉄道向けに譲渡されているのかと驚いた。写真で分かるとおり、塗装は伊賀忍者のイラストがコテコテと描かれており、その異様さは夢見が悪くなりそうだ。
伊賀鉄道は元々近鉄伊賀線だったところであり、大手私鉄並みの乗り心地を期待していたが、路盤の状態が悪いのか、乗り心地は悪かった。東急1000系は空気ばね台車なので、乗り心地の悪さは車両のせいではない。
車窓は上野市前後が民家の軒先をかすめるような町内電車の様相。それ以外はどこにでもある田舎の風景が続いた。

秋の日はつるべ落とし。自宅に帰り着いたときには真っ暗になっていた。



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