2020年11月19日 11:15 南河内郡河南町弘川 竜地山弘川寺
真言宗醍醐派の別格本山です。白漆喰の壁と石垣がきれいな本堂に至る道。
堂々とした本堂。
本堂にある本尊 薬師如来坐像
杉の大木の木立の中にある本堂
真っ赤に色付いているもみじ
全体的にはピークの少し前。
青い空に映える真っ赤なもみじ。
ピークの少し前のもみじ
もみじは場所により、また木々により真っ赤になる時期が違います。
西行堂
差し込んだ日光が墨絵のように映ります。
やっぱりここが一番きれい。
西行は諸国を行脚遍歴したあと、文治五年(1189)弘川寺に来住。翌年建久元年(1190)2月16日、桜の花の盛りの満月の夜、弟子慈円らに看取られて、ここ弘川寺で73歳の生涯を閉じました。
西行法師の墓(西行墳)
西行歌碑
「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」
似雲は江戸時代の歌僧で西行法師を慕って諸国をめぐり、弘川寺に西行墳があるのを見つけ、西行堂を建立しました。
似雲墳
似雲は弘川寺の境内に「花の庵」を建てて住み、生涯を西行の顕彰に尽くしました。
境内から続く遊歩道を登っていくと、西行墳・似雲墳があり、さらに尾根道を行くと、ひときわあざやかな紅葉が見られました。
尾根筋から見られる紅葉。
日当たりがよく、色も鮮やか。
景色もよく見渡せます。
降り注ぐ陽光から透かして見たもみじ。鮮やかに見えます。
またいいお天気の日にご覧ください。
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2020年11月20日 (HN:アブラコウモリH )
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