遺体屋の仕事

日常生活では見ることも聞くこともない「遺体屋の仕事」とは・・・

意外と○○な話

2007-06-23 07:13:42 | Weblog
「大変なお仕事されてご立派ねぇ」
「偉いわね~」
ご葬家よりたまにそのようなお声賭けを頂きます。
確かに忙しい時は、お水を飲む暇もないほどです。
1日4.5件業務を持つときはまさに「時間との勝負」
絶対、遅れるわけにいかないからです。
で、も。
逆にものすごーく暇な時もあります。


不思議なことにここの地域全体的に
“一斉に忙しくなり一斉に暇になるから”です。


暇になってしまった時は何をしているか?
社内の備品の準備・片付け・・・お茶・お菓子・ごはん・お茶・お菓子…。
やることをこなしてしまうと、空き時間になってしまい
違う意味での「時間との勝負」になります。


真ッさらの新人の時
私が入社したのはたしか今頃の季節
3ヶ月間は研修なのですが研修期間中は「完全師弟制度」で
同じ先輩にずーと研修してもらい勉強させてもらいます。
私はとてもラッキーなことにスゴクお仕事のできる先輩で
今でもあの先輩に教えてもらったことに感謝しています。

無駄のない動き
要領の良さと的確な判断
臨機応変の対応力
よかったです(^^)V


ただ唯一良くなかったことがありました。
その先輩はお仕事ができるあまり、いつもスムーズに事が進み
時間に余裕ができてしまうことです。
そして…食いしん坊なところです。

当時その地域にやっとスター●ックスができました。
もう7月後半、業務で大汗のでる季節
でもその後はだいたい時間があるので先輩より
「スタ●行かない(^∇^)″?」
「はーい(^∇^)″」
先輩の中でブームだったのでしょう。
生クリームのこってり乗ったカフェフラペチーノ(クリーム増量)を飲んでいました。
その“夏”は2kg程太ったのを覚えています。

ご葬家の皆さんが「大変ね~」と心配して下さるのはとてもありがたいのですが
そうではない時があるのもまた事実で
『時間が余っちゃって大変』とか
『太っちゃって大変』というのもまた事実です。




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1 コメント

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いつもお疲れ様です^^ (沙夜)
2007-06-24 23:08:15
ブログ全て読ませて頂きました。
私より年下ながら、すごく重要で精神的にも
重い仕事をされてることに、尊敬しています。

ブログを開くと、コメントにいろいろ影響されたり
することも多いと思います。私はこのブログでとても
安心できました(私にも別れが近い祖母がいるので)。他人のことを丁寧に考えてくださる仕事は、
本当に心が温まります。

これからも読みながら応援させて頂きます。
長文失礼しました。
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