olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

おばあちゃんと補聴器

2009-04-23 19:48:43 | 家族のこと
・・・題名が 補聴器会社主催の作文みたいですね。

我が家のおばあちゃんが 急に補聴器を作りたい!
そう私に訴えてきました。私もそう思うよぉ・・・。

最近のテレビは ものすごく大音量で
2階で観ている音が すべて1階でも耳がキンキンするほど。
しかも おばあちゃの大好きな
「ここだけの話だけどね・・・」が
家族全員に丸聞こえ。おばあちゃんと話すときは
みんなも大声で話すし でも聞こえないと 
最初から大声で話すので 体力消耗が 本当に激しいのです。

おばあちゃんは 留守番をしていても
電話の音も チャイムの音も聞こえないのが
本当に悔しい様子でした。だから 補聴器。
でも 面倒くさがり屋の おばあちゃんにとって
音の調節や 使い方の説明も面倒。
「はい はい。うん うん」
「本当に聞こえていますか?」
「え??何か言った?」
「あ・・・聞こえてないのかな?」
「。。。。」
そんな 感じの繰り返しの2週間 お試し期間でした。

昨日 微調整してもらったものの 補聴器の限界があり
電話のベルは 聞こえても 玄関のチャイムは難しい。
ちょっぴり がっかり気味のおばあちゃんでした。
ところが 今日 嬉しそうに
「あのね。今日 留守番していたらね。聞こえたの
チャイムがね ピンポーンって 荷物が来たんだよ」
「あとね。犬飼い始めたの?」
「??あ。裏の犬が昼間 吠えているからね。」
「あとね テレビの音 どう?今の大きさ 大きい?」
「大丈夫。私が聞く時と おなじだよ」

やっと 日常の音の世界へ戻ってきたのでしょうね。
10年以上 もしかしたら 20年近く 聞こえ辛い世界に
居たのでしょうから。喜びも驚きも 一塩でしょうね。

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