olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

小学男児

2019-12-07 20:41:41 | 自分のこと

今日は、絵本の読み聞かせを図書館でして来ました。

対象は特に限定はしていませんが、幼児向けの絵本を読んでいます。

図書館という場所柄や、児童館を併設していることもあり

子どもたちの賑やかな声が あちこと響いています。

始まる時間になっても観客者0人。

あれ??今日はお客さん居ないかな??と3人で話していると

勢いよくドアが開いて7人ほど 小学男児が入ってきました。

 

年齢は4年生・5年生・兄弟で2年生。

大人しか居ない絵本の部屋に、小さな幼児用の椅子を見て

恥ずかしさと照れなのでしょうね。

わざと 最前列に座ってみたり。

「ちいせ〜〜なぁ」と幼児用の椅子に座ったり。

さすがにテーブルの上に座った時には、注意しましたが。

素直に床に座ってくれます。

 

しばらくすると2才かな?小さな男の子3名ほど

お母さんと来ましたが、お兄さん達を見て驚いた顔で

後ずさり。お母さんの後ろに隠れて見学をしています。

でも お兄さんが気になるみたい。

 

私が最初に絵本を読み始めると 

「イヒヒ〜〜。」

とくすくす笑いながら絵本を物色中の男の子。

読み終えると

「これ 読んで!」

と渡されたのは赤ちゃんの本で題名が

『おっぱいのはなし』

あ。なるほどね。お年頃よね。キミたち。

「リクエストは、最後に時間があったらね」

「わかった」イヒヒ。嬉しそう。

 

最後の絵本が終わると待っていたという表情で

「これ!読んで」

すると、最後に読んだスタッフが

「そうね。皆に読んでもらおうかな」

サラッと答えると 何やら話し合い担当を決めています。

本を持つ人+本を読む人+本を読む人 

照れるから 笑ってしまう。笑うと本が揺れるから見えづらい

「ねぇ。みんなが見えるように読んであげて」

アドバイスすると、かわいいなぁ。

手をいっぱい上に伸ばして本が見えるように工夫してくれます。

そうすると、絵本が上にあるから 読み手が見えないから困る。

じゃぁ・・・テーブルの上に固定して読んでみる。

 

照れて笑って。読んで 照れて 笑って。

きっと 授業だったら

「真面目に読みなさい〜〜!」かもしれません。

でも この場は楽しい場。

お兄ちゃん達なりに照れながらも読んでくれています。

すると 小さな男の子が、一緒になって 笑い始めました。

一生懸命だから 小さな男の子も嬉しいのでしょうね。

読み終えると 男の子がお母さんに向かって

「もっと 見たい」

一番 嬉しい感想を言ってくれました。

お兄ちゃんたち ありがとうね。

 

「お正月の歌を歌って 終わりにしましょう」

「え!お正月 まだじゃん」

「歌詞には もういくつ寝ると〜〜って書いてあるでしょ」

「そっか」

歌詞を指でさし 皆に教えてくれたお兄ちゃん。

上手に声を合わせて歌ってくれました。

 

小学生を思わず目を細めながら 微笑ましく思える・・・

自分は そんな年になっているんだな。

少し前までは 小学生は何考えてるかわからない存在

そんな印象が強かったのに。不思議です。

 

 

 

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