olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

ほろり。

2018-12-31 15:52:08 | 膠原病のこと
先日 29日に今年最後の通院でした。
少し前のブログへ書きましたが
先生が整形外科のドンと呼ぶ先生の診察でした。
少し下調べをしておこうと思い先生の名前で検索したら
おお〜〜。副院長の肩書が。もうこの時点で かなりの気後れ感が。
こわいかも。。。何を言われるのかな…。

溜まった本を読もうと広げると 先生の診察で呼ばれ
大きな病院の報告をしたり 腕の怠の報告をすると
「一緒に入るから整形に診てもらおうね」と。
先生は そう。心配な時は一緒に診察に入ってくれます。
一緒に聞いてくれ 質問してくれます。
最初は びっくりしたけれど。心強い味方です。

ドンの診察の順番で2時間待ち。
患者さんの数が少ないので これは意外でした。
診察室で待っていると、となりからドンの声。
わぁ 声も低いし テキパキ 言われている感があるし…(涙)
静かになったと思ったら…現れました。ドンが!
すぐに顔を見れず、パソコンの画面を見ていると
穏やかな雰囲気と先生の走り込む音で やっと見上げると

わぁ。。。おしゃれな先生だ。
紫色のワイシャツに白いドクターコートを羽織った大柄な先生でした。
すぐに話し出さずに待っていてくれます。

「そっか。腕の痺れね。膠原病が原因ではないと言われたか」
話しを聞きながら いくつか問診をした後
首筋を押し、筋力を見て、痛い左腕を上や横に挙げ脈を見ながら
「やっぱり そうだね…」少し間を置いて言いづらそうに

「中年になるとね なりやすい症状だよ」
柔らかな笑顔で説明をしてくれました。
「運動して筋力つけて 気が付かないうちに良くなっているよ」

気がつけば 10分以上は診察してくれています。
待つはずです。
看護師さんも私と同じ病気です。一緒に聞いてくれ
「見えない所だし痛みだからね 心配だよね。何だろう?不安になるよね」
同じ病気だからこそ 嬉しい言葉です。

もう一回 診察室へ呼ばれると先生が
「原因がわかってよかったね。ホッとしたよ・・・。
中年って先生言ってたけど。まだ十分 若いのにねぇ。大丈夫」
すごく心配そうな表情で話している先生。

え?そこ先生 心配してくれてたのね。
なんだか 嬉しくもあり 思わず笑ってしまいました。
「いえいえ もう そう言う年齢ですよ」
年末の挨拶と 私のお気に入りのお菓子をお年賀で
先生、来年は持って来ないで大丈夫だからね…と。
「本当に支えてもらっています」
うるっと 声が詰まりそうになりながら 
言いたかった一言が言えました。

先生、ちょっぴり 慌てていましたが。
良いお年を・・・。

病院の前に毎年 立派な門松が立ちます。
本当に大きくて。
最初に見た時には大型デパートの門松?そう思ったほど(笑)
なんだか嬉しくて思わず 門松は無理なので
鉢植えを買いました。



どうか 皆さんにとって 暖かな気持ちで 明日を迎えられることができますように。




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