とあるスナックで
ママ
本当に困っちゃうわ、またまたコーさん酔っちゃって。
コー
ブツブツブツーーーーーー。
「おい銀行屋、調子はどうだい。」
「おかげさまで、絶好調です。」
「東アジアではどうかな。」
「中国人の頭の中には、日本人に対する憎しみの気持ちが沸き上がっていますね、着々と。今中国では、日本の国旗が売れているそうです。その国旗を地べたに敷いて、泥のついた靴で踏みつけるのがトレンドだそうですよ。ハハハーー。それを見た日本人はどう思うでしょう。だんだんとお互いが憎しみ合ってきましたよ、作戦通りですね。次はまたまた日本の核武装論をぶち上げますか。そして当然憲法改正論、いわゆる戦争ができる法律を作り、自衛隊がいざとなったらすぐに実弾を打てるようにするわけです。これで中国人は頭にくるでしょう。なにしろ中国人の頭の中に、日本が核武装して中国をまたまた攻めてくるという幻想を持たせるのが大事なんです。幻想です、大事なのは。闘牛場の牛の前でひらひらする赤い布の後ろには何があるんでしょう。牛はあの布の後ろには、ごっつい敵が隠れていると思うんでしょう、本能的に。これと同じなんです。２００１年の９．１１テロの時も、アルカイダという実態はなかったんです。だからいくら探しても見つからないわけです。我々がウサーマ・ビン・ラーディン殺害の偽作戦を実行するまでね、ハハハ。さー、ではもっとパワーアップしましょうか。今度は日本の国旗の代わりに天皇の写真を使いましょう。金さえ出せばいくらでも実行する中国人はいるんですよ。そして北朝鮮のミサイルですね。まずは領海内にぶち込みますか。日本は大騒ぎですよ。憲法改正なんて、すぐですよ。」
「そうかそうか、楽しみだな。なにしろ今回の戦争の楽しみは、同じ民族同士で殺し合うというのがテーマだからな。ウクライナ人とロシア人、どう違うんだ。日本人と中国人、どう違うんだ、まったく俺には区別がつかないよ。もともと仲が良かった家族同士が殺し合うようなものだからな。これは面白い、実に楽しみだ。期待しているぞ、銀行屋。」
「ハイ分かりました、任してください。なにしろゴイムの頭の中は、われわれが管理しているんですから。あとはどんな幻想を作り出すかなんです。着々と進んでいますよ。」
「幻想か、なるほど。そういえば今回のウクライナでは、まんまと、ウクライナではナチスがいるという幻想が効いたな、ロシアに対して。」
「そうなんです、何年もかかりましたが、ロシアを闘牛場に引っ張り出すことに成功したんです。今度は中国を闘牛場に引っ張り出しましょう。もう少しお待ちください。」
「お、そうか楽しみだな。見分けがつかない中国人と日本人の殺し合いが見れるのかな、これは大いに楽しみじゃな。頼むぞ銀行屋。」
「はい、任せて下さ。着々と進んでいますから。」
ブツブツブツーーーーーーー。
ママ
小林君、今夜もお願いね。
小林
ハイ分かりました。
