9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  ジョン・コールマン著 <新版300人委員会> (上) 2

2016年03月28日 | 日記
とあるスナックで

コー
さらに続いて、


このような状況の中、ロシアのみが、ちょうどスターリンの時代と同じように、300人委員会の計画にたちはだかっている。
ロシアはウラジミール・プーチン大統領という鋭い考察力とビジョンを持つ高潔な決意の人物によって、300人委員会の支配から解放された。プーチンは、ロシアの天然資源と経済的利益を搾り上げていた寡頭支配者たちに果敢に挑み、想像以上の成果を挙げることに成功した。
しかし、ロシアは気を緩めてはいけない。これからも、ことのほかアメリカに警戒しつづけなければいけない。なぜなら300人委員会は、ロシアを襲うためにいかなる国家や国家群をも動かせるからだ。

これは、近代史を振り返ればすぐにわかる。あなたがた日本人ならピンとくるはずだ。当時は気づかなかったかもしれないが、日本はロシアを倒すための駒(ボーン)として、ロスチャイルド家に利用された。ライオネル・ロスチャイルドがいみじくも語ったように、ロスチャイルド家とロマノフ家が手を結ぶことなどありえなかったのだ。
当時の日本政府は、旅順港に停泊中のロシア極東艦隊を撃滅させることを条件に、(ロスチャイルド家が資金援助する)ジェイコブ・シフの銀行を通じて多額の融資を得た。ロシア艦隊の敗北は、ポリシェヴィキ革命の第一段階にほかならない。この革命によってロシア皇帝は失脚し、冷酷で残忍な体制が導入され、6000万人ものロシア人が命を落とすに至った。ウィンストン・チャーチルの言葉を借りれば、<ボリシェヴィキはロシア国民を無理やり戦争に引きずり込んだ)のである。

その後も悲劇はつづく。ロシアは第二次世界大戦に引きずり込まれ、おびただしい数の犠牲者を出し、莫大な財宝を失った。ことの発端となった日本はといえば、一連の騒動から得た国益はほとんどなかった。この歴史的事実をよく心に留めて、あなたがた日本人はこの暗黒時代とも呼ぶべき世界情勢に目を開いていただきたい。この2008年、300人委員会は日本破壊計画の最終段階を迎えている。だが残念ながら、日本にはプーチン大統領のような英明で勇気のある指導者は存在しない。

これで少しは、プーチンが身を粉にしてボリシェヴィキという寄生虫を追い払い、ロシアを世界の超大国という本来あるべき姿に戻した理由が見えてきただろう。アメリカは自分が唯一の超大国だと言い張っているが、ロシアは過去5年間でアメリカを追い抜いてしまった。今や外貨準備高は4兆6000億ドル、四日間でNATO軍を降すことができる近代的な軍隊を保有し、アメリカの主要都市を破壊できる高性能核兵器を備えているのだ。
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