とあるスナックで
小林
コーさん、またまた寝ぼけて、ぶつぶつ言ってますね。
コー
ブツブツ、ブツブツ・・・・・・。
「おい銀行屋、どうだい順調かい。」
「ハイ殿、順調ですよ。ウクライナはますます泥沼になってきましたし、ますます長期戦になってきました。思惑通りですね。ますます拡大しますよ、まー見ててください。こんなもんではないんですよ。我々は「世界統一政府」を作ろうとして何十年も前、いや100年以上も前から考え考えぬいてきたんですよ、どうやったらいいかを。そのために用意周到に準備をしてきたんです。いま一つ一つ作戦が実行されているんです。もう後戻りはできないんです。すべての出来事はつながっているんです。まず、「テロとの戦い」の次に争いのテーマは何にしようかを考えたんです。そして、「ディープステイト対反ディープステイト」、そしてもちろん我々の言うことを聞かない「プーチン・ロシア」と勢いに乗って世界一の大国にのし上がろうとしている「習近平・共産中国」をヒール役ですね、悪者にして、この三個のテーマを絡めて、今回の作戦は進めているんです。」
「そうすると嵐はこれから本番ということか。」
「そうです、これからです。なにしろ人間と人間の争いの根本原因は、人間自身にあるんですから、いくらでも「争い」は作れるんです、これからも。」
「そいうことか、なるほど、なるほど。」
ブツブツ・・・・・・・。