「ヤマン」
【生産地】本島北部、本島中部、大宜味村、うるま市
【特徴】ヤマノイモ科。和名は「だいじょ」「山の芋」。東南アジアからアフリカまで、広く熱帯地方で食用とする植物。つるを伸ばして茂り、根の部分に栄養分を貯え、巨大なイモを作る。1株100kgにも肥大することから本島中部地域では、その大きさを競うヤマイモスーブ(勝負)が毎年開催されている。果皮は黒褐色~紅褐色を帯び、可食部は、白色だけでなく紫色(紅ヤマイモ)もある。
【食味】非常に粘りが強い。
【料理】天ぷら、炒め物、煮物など。また、カルカンなどの菓子に加工する。饅頭の皮に入れれば、色粉を使わなくても赤い饅頭が出来る。粘りが強いので、すりおろして油で揚げるなど揚げ物。
【来歴】日本で採れる山芋は大きくジネンジョ、ダイジョ、ヤマノイモの3種類に分けられる。ダイジョは東南アジアを原産とし、アフリカや熱帯アジア、ラテンアメリカなどの広い地域で主食として栽培されている。日本でも沖縄や南九州など一部の地域でわずかに栽培されている。ダイジョは寒さに弱く、12℃以下になるとタネイモが腐るため、寒冷地での栽培が難しいとされる。白色や赤紫色があり、調理用の着色料としても利用できる。
【時期】12月~5月
*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/47-okinawa#index_3XfFMSC_ より
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