「海のイチジク ホヤ」
ホヤ(海鞘、老海鼠)は脊索動物門尾索動物亜門ホヤ綱に属する海産動物の総称。
そんなホヤですが、「海のイチジク」と呼ばれることがあります。
イチジクというと、クワ科イチジク属の落葉高木、またはその果実のことですが、不老長寿の果物とも呼ばれます。
そのイチジクを半分に切ってみると種が多く、中身が熟しています。
その見た目がホヤを半分に切ったときと同じように見えることから、「海のイチジク」と呼ばれるようになったと言われています。
食用に供される種であるマボヤは、日本では太平洋側は牡鹿半島、日本海側は男鹿半島以北の近海産で、天然物と養殖により供給されていますが、トリュフ同様、貴重であることからこう呼ばれるようになったと言われています。
ちなみに、このホヤは、特にワタと呼ばれる肝臓や腸には独特の匂いがあり、酒の肴として好まれ、刺身、酢の物、焼き物、フライとして調理され、塩辛、干物に加工されます。
*https://www.alias-food.com/seafood/sea-of-fig より
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