「比企のらぼう菜」
【生産地】埼玉県比企郡西部地域 ときがわ町、嵐山町、小川町、滑川町、東秩父村
【特徴】古くから比企地域で栽培されてきたアブラナ科の野菜。病害虫や寒さに強く、江戸時代、天明・天保の飢饉(ききん)から住民の命を救ったと古文書にも記されている。名前の由来は野良に生えていた「野良生え」が変化したという説、野良にボーッと生えていて役に立たないという説がある。近年、再び注目されてきており、地元の栽培会を中心に、栽培拡大が進められている。
【食味】甘みが強く、茎葉のシャキシャキした食感とクセのない味が特徴。茹でてもアクが出ない。かつては「塩ゆで」や「お浸し」が一般的であったが、油との相性も良く、和食から油炒めまで洋食まで幅広く使える。マヨネーズ、ごま、芥子、酢みそなどの和え物、炒め物や鍋物の具材など。
【来歴】江戸中期の飢饉を救った野菜として古文書にも記されている、埼玉県比企地域で再発見された伝統野菜。名前の由来としては、野良に生えていた「野良生え」が変化した。年貢を逃れようとした農民が「野良にボーッと生えていて役にも立たない」と役人にごまかした。
などという説があります。
【時期】2月中下旬~4月
*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%e2%80%9511-%e5%9f%bc%e7%8e%89/#i-20 より
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