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片腕マシンガール

2008-03-13 19:45:53 | 映画
先日、「映画秘宝 2008年 04月号」という雑誌を買いました。
なんとも怪しげな名前ですが、名前の通り怪しげな映画情報ばかり載っている雑誌です。
表紙にデカデカと「HIHO」と書いてある雑誌なので見かけたことのある人も多いはずです。

1995年にムック誌としてスタートし、1999年に隔月刊誌、2002年から月刊誌となったようです。
内容はアクション、ホラー、SFなど、競合雑誌とは違う路線を行く内容になっています。


で、今回購入した2008年4月号は特集で「映画でみるニッポン戦後事件史」なるものが載っているために購入しました。
赤軍帝銀などの大事件をテーマにした映画が紹介されているという感じだったので期待していました。

しかし、期待したほどページ数はなく、しかもモノクロページ…。
取り上げられている事件も少なくちょっと残念でした…。
一応、テーマとなった映画の一覧は載っていましたが、詳しく説明して欲しかったです。


でも、それより気になったのは表紙にも載っている「片腕マシンガール」でした。
ルーズソックスの女子高生の片腕がマシンガンになっているという、なんとも気になる表紙です。

この映画は井口昇監督の新作で、片腕を切られた女子高生が復讐をするという話しのようです。
まぁ、なんで片腕を切られたか?というストーリーも気になるかもしれませんが、それよりも言いたいのは、

B級テイストがプンプンなんです!!

YouTubeなど色々なところで予告が流れていますが、なんじゃこりゃ~ってくらいエロ・グロ・ナンセンス度が高いです。
血しぶき、忍者、バトル、チェーンソー…などなど。
スプラッターが嫌いな人には向かないと思いますが、大げさなくらいに飛び散る血のりなど、B級ホラー好きにはたまらない内容のようです。


THE MACHINE GIRL

こんな映画を誰が撮ったの?!と思ったら、井口昇監督って楳図かずお「恐怖劇場」「まだらの少女」を担当したり、単独でも「猫目小僧」を監督している人なんですね。
その他の作品もホラーが多かったり、元々はAV監督のようなので類似した作品があったり…。
さらに、劇団「大人計画」で役者としても活躍するという多才な人のようです。

役者もやりながらB級ホラーも撮っているというと塚本晋也監督を思い出しますね。
そういえば何となく「片腕マシンガール」のイメージが「鉄男」とダブル気がしました。
ストーリーなどは全然違いますが…。


で、そんな面白そうな映画がいつ公開されるかと思いきや、どうやら一般公開は予定にないとか…。
唯一、3月19日から行われる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008」で観られるとか。
それを逃すとチャンスがないかも…とも雑誌には書いてありました。

えー、そんな~。

こんな面白そうな映画をお蔵入りさせるなんてもったいないでしょう。
せめてDVDで発売してください!
絶対買う人がいるって!!(>自分?)

どうせならDVDじゃなくてBlu-ray Discで出してみてはどう?
高解像度なB級ホラーってのも話題になるかもよ!


観られないと言われるともっと観たくなりますね。
でも、さすがに夕張まで行くのはお金も時間もないしなぁ…。

それでも面白そうな映画をたくさんやりますからねぇ。
楳図かずおの「赤んぼ少女」も上映されるようですし…。
あー、夕張かぁ…。


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