茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

隠岐の祭り 「御霊会風流」(ごれえふりゅう)

2007年03月06日 | 気まぐれ日記
 隠岐島後三大祭りの一つ、玉若酢神社の例大祭・御霊会風流を紹介します。
毎年6月5日隠岐の島町下西の同神社であり、勇壮な馬入れ神事が繰り広げ
られることでも有名で大勢の島民や観光客で賑わう。
県の無形民俗文化財に指定されている同神事は、隠岐の神々が馬に乗って集
まったことに由来する。
古くは隠岐島48ヵ所から神々が集まったとされるが、現在は町内8地区から
8頭の神馬が参加している。

 馬入れ神事は午後3時前、くらに御幣を付けた神馬が参道入り口の鳥居前に
集結し大太鼓の音を合図に、それぞれ5人の馬付(うまづき)の若者に付き添
われた神馬が次々と拝殿を目指して疾走、土煙を上げながら狭い参道を一気に
駆け上がるさまは迫力満点です。