茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

民謡番組の灯を消すな!(続き)

2007年03月01日 | 気まぐれ日記
 昨日は民謡番組の継続を願い、NHKへの一人1通のメール・1枚の葉書運動
を提唱させて頂きましたところ、反応があり嬉しい限りです。
ほぼ定期的に放送される番組以外にも、各地の全国大会の優勝者30名が一堂に
会しての「日本民謡フェスティバル」そして大阪の地で開催され民謡の甲子園とも
云われている「日本民謡ヤングフェスティバル」は収録後にテレビにて放送される
わけですが、今後はNHKのみならず民間の放送局も含めメディアが是非とも放送
したいと食指を動かすような大会が出てきて欲しいものです。

 現在の民謡界には日民・郷民に代表される二大組織がありますが、旧態依然
とした地方大会・全国大会を同じような時期や場所、同じような形態で開催し
張り合っているような場合ではないと思うのは私だけでしょうか?
現実に私もこの片方の組織にかろうじて?所属していますが、現在の日本の国
の格差社会ではないけれど華やかさを追求するのみではなく、もっともっと底辺
の地方にも目を向けて欲しいものです。
「学校教育に邦楽を」といったことも地方の民謡会にとっては、何も目新しいこと
ではなく地域と一体となり昔からやっていることです。
どうやら話が横道に反れそうですので?この辺で・・・
要するに二大組織が足並みを揃えてメディアへのアプローチを積極的にして頂き
たい、ひいてはそれが民謡界全体の発展につながることと思います。