今日も天気は持ちそうなので、〔第一歩〕編で残っていたサクラコースでもある山辺の遍路道を歩くことにした。
ただガイド本通りであると、片道距離が14k余もあり、起終点までを徳島市からのバス利用とあっては、今のコロナ禍の時期でもありコース取りを思案していた。
そこで今回は、クルマを利用した上で過去に歩いたルートは省略することで距離を縮めるルート取りに変更して歩くことにした。
とりあえず、先ずは出発点の板野町羅漢の五番札所「地蔵寺」に向かった。
[昨春にも訪れた地蔵寺にクルマを停めて出発した]
[紅サクラ咲く地蔵寺山門付近]
[地蔵寺本堂]
コロナウイルス禍による外出自粛の為か、参拝者が少ない印象である。特にバス等で訪れる団体客は皆無である。
[奥にある「五百羅漢」前から地蔵寺を見下ろす]
地蔵寺参道のサクラ並木にも増して、奥にある「五百羅漢」の枝垂れサクラは見応えがある。
[「五百羅漢」に咲く枝垂れサクラ]
[サクラ咲く地蔵寺参道から山門付近を振り返る]
地蔵寺からは、六番札所「安楽寺」に向かって、遍路道を西へ歩いた。
[民家の花盛り]
[民家の花盛り 2]
[春の山辺遍路道を西へ歩いた]
[徒歩の参拝者もぼちぼち見かけた]
[用水路にも春の息吹]
山辺遍路道では、左右に春の風景が見られた。
[阿讃山麓側では桃花が鮮やか]
[四国山地側では菜の花が目立った]
途中で斬新なデザインの遍路小屋があった。
[突如現れた東屋の「ヘンロ小屋四十四号神宅」]
[民家の庭先も花盛り]
[旧街道を西へ歩く]
川を渡ると再び、綺麗な休憩所が現れた。
[上板町にある、いやしの道休憩所]
[更に旧街道を進むと、花の手入れをする奥さんと雑談]
[神社仏閣を通り過ぎる]
以前に、宮川内ダムへの果樹ロードコースの起点として訪れた、六番札所「安楽寺」に到着した。
ここから西側に向かう遍路道は、七番札所「十楽寺」の先方まで、この時に歩いたコースと重なる。
[六番札所「安楽寺」の山門から本堂を覗く]
[閑散とした安楽寺の境内]
[安楽寺の境内あれこれ]
ここでUターンして、クルマを停めた地蔵寺に一旦引き返し、再度クルマで八番札所「熊谷寺」に向かうことにした。
[旧街道の名残を感じさせる上板温泉跡を発見]
[満開のサクラ越しに2月に登った▲大山が覗く]
[番猫と目が合う]
[徒歩や単車、自転車の参拝者もいた]
[以前よく訪れた、人気の食事処「水源」で昼食(¥750)]
昼食後は、以前に訪れた七番札所「十楽寺」に途中立ち寄り、撮影を済ませてから、約4km先にある八番札所「熊谷寺」へクルマで向かった。
[以前に訪れた七番札所「十楽寺」に立ち寄った]
[派手な山門の十楽寺]
その後は、到着した八番札所「熊谷寺」の駐車場にクルマを停めて、九番札所「法輪寺」を往復する予定である。
[サクラが見頃の熊谷寺を参拝]
[ここも閑散とした熊谷寺の境内]
[ちょうどサクラが満開の熊谷寺]
ここの山門は、四国霊場の木造仁王門としては最大で、高さ13.2mもあるらしい。
[巨大な山門は、満開のサクラから頭をもたげる]
その後は、九番札所「法輪寺」へ向かって南下した。
[キャベツ畑や桃畑を横切る]
ここも、ひっそりとした境内であった。
[ここで、手伝い関係者としばらく雑談した]
この方は、最近のコロナ禍により運送業を転職し、現行の手伝い職としてここ法輪寺に勤めているらしい。
ここでも最近団体参拝者が皆無となり、参拝者は激減らしい。
その後は、クルマを停めた熊谷寺の駐車場へ向かった。
途中では、夕日に輝く桃畑やサクラ並木に出会った。
[桃花越しに▲高越山方面を覗く(下)]
[春の花園を眺める]
[夕日を浴びる満開のサクラ並木]
[再度、熊谷寺に戻ってきた]
[夕暮れ迫る熊谷寺へ戻ってきた]
今日は、本来最も賑やかな時期に春爛漫の遍路道を歩いてみたが、コロナウイルス禍による自粛の為に何処の札所も閑散としており、全く静かな花見ウオークとなりました。
なおその後、全国に緊急事態宣言が発出されると、四国霊場の納経所自体が他県からの参拝者を拒む措置として当面閉鎖中となっているようです。
全く、「南無🙏阿弥陀仏!」であります。