本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
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思い出のとき

2015年08月02日 | 小説
商店街の一角にある古い店「飯田時計店」を舞台にした、なんだか心癒される本を読みました。
主人公の秀司は、その店で時計の修理をしている。
店の前のプレートには「おもいでの時修理します」という銀色の文字が並んでいる。

「思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車」 谷瑞恵

     

この主人公の秀司が、いい人すぎるんです(笑)
おだやかな性格で、頭が良くて仕事ができて、控えめで優しくて…。
こんな素敵ないい人、なかなかいないぞ!と思わせる。

時計にまつわる思い出を持つ様々な人達の心を癒し、助け船を出す秀司の手腕が素晴らしい。

切なくて温かい連作短編集でした。
おだやかな気持になれる一冊です。

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