鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

シギ類2種

2010年02月11日 | シギ・チドリ類
マイ・フィールドは都市内陸部の公園なので、シギやチドリの仲間を見る機会はあまりない。
たまに臨海部へ行ったときに少し見る程度だ。
それで、ユキホオジロを見に行ったついでに、周りで見られる鳥を少しチェックした。

●ハマシギ
こういう鳥を見ると、なんでもイソシギかと思ってしまうが、
周りの方がハマシギだといっていたので、違うとわかった。




よく見ると、嘴の先が少し下を向いていることと、
脚が黒いことなどがイソシギとの違いだ。イソシギの脚は黄色い。
ハマシギは冬鳥だが、イソシギは留鳥だ。
写真の個体は、バンディングされている。
嘴を砂の中に差し込んで餌を採取しているので、嘴に砂がいっぱいついている。

●ミユビシギ
イソシギは20cm、ハマシギは21cmぐらいで、このミユビシギは19cmぐらいとある。
特徴は黒くて短い嘴と黒い脚、翼角の部分が黒いが、全体的には白っぽい感じがする。
足指が1本退化して3本なことからミユビという名前がついたそうだ。
これも、冬鳥で冬羽の状態だ。




この2種は、遠くの防波堤に混ざって集まっていた。




遠目で見ると、嘴がとんがっていて、胸元がやや茶色いのがハマシギ、
嘴が短くて胸元が白いのがミユビシギだろう。

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